アオ×ソラ2~music is special!!~
ソラ君は不満そうにほっぺたを膨らました。
「…じゃ、一旦解散だね。
2時間目からはしっかり出るように
!!」
翡波は寝る気満々だ。
「じゃあな、亜緒!!
またあとで。」
「うん。
またあとでね!」
ソラ君があたしに手を振って教室に向かって走り出す。
「アホくさ。」
それを近くで見ていた翡波があたしの余韻をぶち壊した。
「はぁ?
いいじゃん、別に!!
そうだよね、翡波は明とラブラブ
だもんねー?」
「うるせーよ、馬鹿。
そんな四六時中一緒にいねぇだろ。」
「ねぇ、顔ニヤけてるよ?」
あたしが笑うと翡波があたしの肩を軽く押した。
「馬鹿か、お前。」
「うわ、むかつく。」