【完】お嬢さまの執事様






「あら?そうなの?
、、、残念ねー、2つの家が
協力すれば、、もっと仕事も
上手くいくかもしれないのにね?
桜もそう思わない?」



、、、?



、、協、、、力、、?



それだ。




「それだよ!!ママ!!協力!!」



今、トップ争いをしている
柊と公仰が協力したら、、、
仕事も上手くいって、、、




隼があんなに、、冷たい、、
凍り付いた目をしなくて
済むかもしれない、、、。




それと真琴さんが
あんな、悲しくて、、、、
泣きそうな顔をしなくても
済むかもしれない。






「ありがとう!!ママ!!」






「、、、、良かったわ。
少しでも桜の力になれて。
、、、、それよりあなた
、、、、学校は今日休みなの?」






「、、、嘘。
、、、ほんとだ。
、、、もうこんな時間!!」






そう言って私は急いで
制服に着替え家を出た、、、、。












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