【完】お嬢さまの執事様








「あら?でもこのネックレス、、
あの方の方が似合いそうじゃ
ありませんか?」




そう言って見ず知らずの
女の子に渡しに行く。






「では、ごきげんよう。」





男子たちに上品に会釈をし
下駄箱を目指して歩く里菜。








「り、里菜、、、ひどすぎない、、?」







「全く酷くありません!!
あんりさんのように対応するのが
正解だと思いますわ!!」





里菜とそんな会話をしていると、、、








「公仰桜!!待ちなさい!!」






そう言って海藤あんりが
私の後ろに立っていた。






「少し話があるので、、
こっちに来てもらえますか?」






そう言われて里菜には先に
教室に行ってもらい
あんりさんと私は、、、


今、、、校舎裏に居る、、、、。






「あの、、、話って何ですか?」







「あなた、、、隼様の事が、、、
好きなんでしょ?
、、、昨日お父様に聞いたの、、、!!」






「好きじゃ、、、
ありません、、!!」








「本当の事言いなさいよ、、、!!」







そう言ってあんりさんは
私の胸ぐらを乱暴に掴む。












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