【完】お嬢さまの執事様
柊家のキッチンで
桜と会った日から数日、、、。
あの時、泣きながら
俺の腕をつかみ
『大好きなの、、、隼、、、』
そう言った桜の顔が
忘れられずにいた。
桜、、、ごめんな、、、。
俺から別れを告げたあの日から
ずっと桜のぐしゃぐしゃな
泣き顔が頭から離れない、、、、
俺も大好きだよ、、、桜。
でも俺がそばにいたら
もっと泣かせてしまうかもしれない、、。
それに、俺が桜から離れたら
親父やあんりは公仰家に
手を出す様なことはしないだろう。
、、、桜は兄貴と結婚したほうが
絶対幸せになれる。
兄貴は優しいから、、、。
桜と兄貴には
ずっと笑顔で笑っててほしい、、、。