【完】お嬢さまの執事様
「隼様、、、?聞いてる?」
「あ、、、あぁ。」
今、俺はあんりとの結婚式の
日どりや詳細を決めるため、
あんりとあんりの父親と俺で
立食会を行っていた。
俺の父親は仕事の都合で
あとから来るとさっき連絡が入った。
「隼様は絶対に
タキシード似合うと思いますわ!!」
「、、、そうか?」
あんりとそんな会話をしながら
衣装のパンフレットを見る、、、。
花嫁の衣装を見ながら
(これは桜が着たら
ぜったい似合う、、、、)
、、、なんてバカみたいなことを
考えてしまう自分がいる。
自分が桜に
ウエディングドレスなんか
着せてやれないことは、、
自分がいちばん分かってる、、。
ごめんな、、桜。