【完】お嬢さまの執事様
一緒になることは
許されなかったけど、、、
隼のこと好きって想うだけなら、、
神様だって、、、
ゆるしてくれるよね、、?
、、、それに、、、。
柊家と公仰家が協力したら、、、
仕事ももっと上手く
いくんじゃないかって、、、
協力したら絶対に上手くいくって、、、
隼なら分かってくれるはず、、!
、、、隼、、?どこにいるの、、?
、、そんなことを考えながら
足を進めていると、、、、
「、、、桜、、、!!」
、、かすかに私を呼ぶ声が
聞こえる、、、。あぁ、、私。
、、、ついに隼の声の空耳まで
聞こえるようになっちゃったのかな?
そう思うと、
今まで必死にこらえていた
涙のフタが開き、、、
私の頬を次々と濡らしていく涙。
、、、、、止まって、、。
お願いだから、、、。