【完】お嬢さまの執事様










「、、、あぁ。でも桜、、、
お前を忘れるなんて、、、
無理だった、、、

何度も冷たくして、、
何度ひどい事言っても心の中では、、、

ずっと桜を愛してた、、、。」











「私もね、、、何回も隼の事
忘れようとしたの、、、

けどダメだった、、、隼、、、?

もうわたし、好きじゃ、、
足りなくて、、、溢れちゃうの、、
っっう、、、ふっ、、ぅ、、、。」











、、、やだ、、、涙、、
出てきちゃった、、、


泣かないって、、、
決めてたのに、、、。











「、、泣くな、桜。
俺もずっと前から
、、、公仰家に居る時から
、、、、好きな気持ち、、溢れてた、、

、、もう、、、お前をほかの
誰かになんてゆずれない、、、

桜を独り占めしたくて、、、
桜の全部が欲しくて
たまらない、、、っっ\\\\」







顔を赤くして、、、苦しそうに
呟く隼、、、。








……やっと想いがつながったね?

私もね隼の事……独り占めしたい…




隼がまだ公仰家にいる頃、、




私はずっとなんで公仰家に
生まれたんだろうって…




公仰家に生まれなければ
もっと堂々と隼と恋が
出来るのにって思ってたの、、、




でも公仰家じゃなかったら
隼出会ってなかった………。





私……今初めて………
公仰家が好きになったよ……?




隼のおかげだよ?












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