【完】お嬢さまの執事様
私が隼を誘う事ばかり
考えていると…………
(コンコンっ!)
部屋の扉がノックされた。
「…どうぞ。」
ガチャっと言う扉の音と共に
部屋に入ってきたのは隼だった。
「桜……里菜は帰ったのか?」
…わああああぁあ///////
隼だ!!
隼だぁぁぁ////
………どーしよ
………どーしよ。
ふ、普通にしなきゃ…!
「えと、か、帰った…ょ?」
普通に出来ない!
里菜との話の事
ばっかり考えちゃう、、。
おそるべし里菜…!
「ぷ…っ……どーした?フフッ」
焦っている私を見て
何故か吹き出す隼。
ん???
なんで笑ってんの?
……なんか心の中
読まれてるみたいで
恥ずかしいんだけど、、、
「…なんで笑ってんの?」
「…いや?ふふっ。
…………なんにも?笑」
隼は半笑いで冷やかした様な
目でみてくる…………………。
え?恥ずかしいんだけど…
しかも目がムカつく。
「もー、隼やんか知らない!!
………シャワー浴びてくる!!」