【完】お嬢さまの執事様
私だって心は………
普通の高校生だもん。
みんなにちやほやされて
公仰家の名前で生きてきた。
みんな……みんな。
私自身の事なんか
見てくれない。
みんな私の……
名字に興味を持つ。
寄ってくる男の人も
女の人も名字に
興味を持って寄ってきた。
でも、やっと私自身を
見てくれる人に会えた。
小さい頃から夢見てた……
私を大切にしてくれる人。
私の王子様………。
隼……大好きだよ。