【完】お嬢さまの執事様
私はいつも通り
椅子に座って紅茶を飲む。
…………。
……落ち着け!私!
…平常心!
…平常心!
心乱しちゃダメ……!
スーハー、スーハー、、、、
何も考えちゃダメダメ!
「………桜……??
早く来いよ……ほら。」
そう言って私のベッドに
座りながらヒラヒラと
手招きをしている隼、、、、
ダメ……!!
ダ……メ……!!
…だけど……。
抱きしめたい、、
不意にそんなことを
考えてしまう私……。