【完】お嬢さまの執事様









……ピヨピヨ…ピヨピヨ



朝か………。






鳥の鳴き声で目がさめる。






すると、






「おはよう。桜。」





隼が居た。






「おはよー…しゅん。」








…………はっ!!
そう言えば昨日……







『いい?』



そう言われて押し倒された
事を思い出し





40度の熱があるんじゃないかって
くらい顔が熱くなってるのが
分かった。






隼の顔………っっ


見れない………








私が泣いた時、
隼は驚いた様な
悲しいような




そんな顔してた……








「桜………?」







急に名前を呼ばれて
そっと隼の顔を見る。














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