【完】お嬢さまの執事様
隼……////
…顔真っ赤…だった……
あー見えて隼は照れ屋なんだなぁ…///
私は今学校に向かってます。
ほんとは送り迎えも
執事の仕事なんだろうけど
私は歩いて学校に行ってます…。
隼が学校の女の子に
囲まれちゃうから……
学校と言うのは高校。
私は高校3年生。
幼.小.中.高.大
のエスカレーター式の
学校に通ってます。
歩きながら隼と出会った
日のことを思い出す…
――隼と出会ったのは
高校1年の春。
隼をみたとき、、
、、又この人も私の名前
なんか呼んでくれない。
そう思ってた……
だけど…
『初めまして。
今日から執事をやらせて
いただきます。隼です。
よろしくお願いいたします
《桜様》』
名前を呼んでくれた…
涙が出るほど嬉しかった。
学校でも呼ばれるのは
《公仰財閥の娘》
お金持ちの学校でも
一番お金持ちの公仰家。
あの時は毎日が嫌だった。
決められた時間に
決められた事をして
ろくにTVも見れない。
習い事なんかいくつ
してたか…。