【完】お嬢さまの執事様
そして、あれから数十分後…
電車を降りて
着いた先は………!
「…なにここ……?!」
開いた口が塞がらない。
「………ん?
テーマパークランドだけど。」
すっごーーーーい!!♪
何あのおっきい乗り物!!
はやーーい!!
なんか回ってる!!!
みんな楽しそう!!!
そんな私を見て
満足そうに微笑む隼。
「隼?!?!
なんでこんなとこ
知ってるの?!」
「は?………日本中の人が
知ってるとこだけど…。」
………え。
「嘘………!!
私…知らなかった……!」
私が半べそをかきながら
そう言うと、
「だろーな(笑)
……何乗る?」
そう言って笑ってくれた。
「あの速くて回ってるやつ
乗りたーーい!!!」
「………え、まじか…。
わ、分かった。」
なんでか分かんないけど
隼はもの凄く嫌な顔を
しながら呟いた。