【完】お嬢さまの執事様
そんなことを考えていると
部屋の扉がノックされた。
「はい。どうぞ。」
私がそう返事をすると、
メイドさんが入ってくる。
「失礼します!お嬢様。
旦那様がお呼びでございます。」
「パパが……?」
こんな朝にどうしたんだろ…。
「はい。すぐに部屋に
来る様にと仰っていました。」
私は少し気が進まなかったけど
「分かりました。」
そうメイドさんに返事をして…
着替えてパパの部屋に向っている。