【完】お嬢さまの執事様
そして……、、、
顔合わせ当日。
嫌だ。
いやだいやだ。
もぅ、嫌すぎて
気持ち悪くなってきた…
私がそんな事を
考えていると
「あなたが桜さんですか?」
………。?
……びっくりした……。
だってこの人、、、
初めてあったのに私を名字で
呼ばずに名前で呼んだ。
私のことを名前で呼んだ
この不思議な人は
このパパから見せられた
写真の人だった。
「………あ。
は、はい。公仰桜です。」
私の目の前に立っている
写真の人は写真で見るより
スラッと身長も高くて
雰囲気がおっとりしてて
ずっと実物の方が
かっこよかった。
「僕は柊真琴(ヒイラギマコト)
よろしくね?桜さん。」