【完】お嬢さまの執事様
その日の学校は終わり
里菜とバイバイして
今家に向かって小走り中です…。
いつも帰り道は小走り。
だって…だって隼に
一秒でも早く会いたいから…。
家の門まで着いたのは
いいけど…
これからがまた
長いんだよぉぉ…
家の門から玄関までは
徒歩4〜5分くらい…。
家に着いて玄関を開けると
「おかえりなさいませ。
お嬢様……。」
執事さんや
メイドさん達が
私に頭を下げる。
「ただいま…。」
そして何段あるの?って
言うくらいの階段を登ると……
私の部屋の前で………
大好きな隼が立っていた。
「おかえりなさいませ…桜様。」
私達が付き合ってる事は
私達以外知らない。
、、、、あっ!!
里菜は知ってるか…