【完】お嬢さまの執事様




「うん。ただいま。
すごく優しそうな人だったよ?」




私がそう言った後、
隼はすごく真剣な顔になり
信じられない一言を言った。










「桜。今日で俺達の関係は
終わりだ。執事も辞める。」










…………。


な、に……言って……んの……?




隼………?





「や、やだなー……。こんな時に
じ、冗談言わないでよ~…笑」




そう言った私の、
から笑いが部屋の空気に
消えていく………。






< 52 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop