【完】お嬢さまの執事様
「冗談じゃない。本当だ。」
「なん、、で?そんな事、、、
急に言われて、、、納得なんか
できっこないよ、、どう…して?
なんか、、理由があるんでしょ?」
そう言った私に隼は
信じられない一言を言った。
「冷めたんだよ。
これで分かっただろ?」
この前まではあったかくて
優しかった隼の目は……
寒くて凍えてしまいそうな
冷たい目をしていた…。
その冷たい目を私に向け
はっきりと言い放った隼。
………ウ…………ソ…だよね?
私はそう言葉に出そうとするが
喉が凍りついた様に
何も喋る事が出来なかった。