【完】お嬢さまの執事様
そんなことを考えていると、、
「桜さん??弟と知り合い?」
そう言って、不思議そうな顔を
して聞いてくる真琴さん。
「え、いや、あの、、
知り合いかなと思ったんですけど
間違えちゃったみたいです、、、」
、、、、すみません。真琴さん。
嘘です、、、
「そうなんだ。大丈夫?桜さん。
弟がごめんね?
いつも、あんな感じなんだ。」
そう言って真琴さんは、
初めて会った時に見せた、、
あの、悲しくて、泣いてしまいそうな
そんな顔をしていた、、