【完】お嬢さまの執事様
私は、さっきまで何の紅茶を
飲んでいたかわからなかったので
適当に目にとまった紅茶を手に取った。
(多分全部紅茶だし、どれも一緒だよね。)
そう考えながら
適当に選んだ紅茶を
開けようとした
その時、、、、、、。
「それはやめとけ。」
私のすぐ後ろから
聞き覚えがある声が聞こえた。
振り返るとそこには柊 隼が立っていた。
「え?」私がそう聞き返すと
隼は何も言わずキッチンから
出ようと歩き出した。
そうして歩きだす隼を見て、
私は考えるより先に体が動き
隼の手を掴んでいた。