【完】お嬢さまの執事様
それと同時に、
可愛い女の子も出ていき
「隼様。待ってください。
私もお供します。」
「うざい。離れろ。」
そしてキッチンを出ていきながら
その女の子は私に微笑んだ。
(何なの?あの子、、ちょっと可愛いからって
あの態度、感じ悪い、、、、、、)
「なんなのよもう、、」
そうポツリと独り言をつぶやき、
さっき適当に選んだ紅茶を入れようと
紅茶の入っている袋を見た時、
あの<柊隼>が<小日向隼>と
同一人物だと確信した。
だって、その紅茶の味が
私の唯一嫌いな食べ物の
ブルーべリーだったから、
私がブルーベリーが嫌いなことは
隼しか知らない、、、、。