【完】お嬢さまの執事様






それは俺が中学、
兄貴が高校の頃の出来事だった。




ある日、母親が何者かに殺されたんだ。




犯人は親父が唯一信頼していた
仕事仲間の一人だった。



いつも笑顔だった母さんが、
なにも悪くない母さんが、、

何で、、、、。



俺は怒りで
どうにかなりそうだった。


、、、、涙が
、、、止まらなっかった。


でも親父はそんな時笑ってたんだ。

声をあげて、、、、。




その頃から親父は仕事に
手段を選ばなくなり

俺たち兄弟も仕事の駒になった。




俺たちの仕事はスパイ業務。

執事に成りすまし財閥の現状、
弱点を調べ、その財閥を内側から潰す。


汚れた仕事。











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