An opening of such a love
それから俺たちは


なんだか親近感が沸いて話が弾んだ。




本当は彼女はいやいやここに来たことや、俺の会社の彼女特権。





「そういや、名前聞いてなかったよね?俺はこれ小日向陽。25です」





しばらく話してるうちに彼女の名前を知らなかったことに気付く。




俺は自分の胸の名札を見せながら


自己紹介した。





「素敵な名前。本当に太陽がいっぱいって感じで」





「そうかな。俺はあんまり気にいらねえけど」




「素敵ですよ。あたしは設楽すず。20歳です」




「すずちゃんか。それこそかわいい名前じゃないか」





俺が彼女と話していると無線で呼び出しが入った。



せっかくいいところだったのに。
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