An opening of such a love
「この辺りで見る?」
「どこで見れるんだろうね?」
「この辺り見えるのかな」
立ち見で見ることになる。
あー最後まで持つかな。ほんとに人多いな。
どこを見てもカップルだし。
もう絶対に来年は来ない!ってかもう一生来ない。
こんな人ごみ。
花火が始まる。え?見えないよ。
あたしたちの場所は背伸びをしないと見れない場所だった。
マジで?
音だけがどんどんと響いているのに
かすかにしか見えない花火。
あたしはこんなものを見るために
こんな人ごみに来たんじゃないのに。
「すず、見える?」
「んーかすかに見える」
「あたしもあんまり見えないよ」
「ほんと場所失敗だね」
ってか来たことが失敗だよ。
しんどいよ。暑いよ。
帰りたいよ。花火見れないよ。
心の中は愚痴の塊。
あたしはほんとにしんどくなってきて
友達の輪を抜けた。
「どこで見れるんだろうね?」
「この辺り見えるのかな」
立ち見で見ることになる。
あー最後まで持つかな。ほんとに人多いな。
どこを見てもカップルだし。
もう絶対に来年は来ない!ってかもう一生来ない。
こんな人ごみ。
花火が始まる。え?見えないよ。
あたしたちの場所は背伸びをしないと見れない場所だった。
マジで?
音だけがどんどんと響いているのに
かすかにしか見えない花火。
あたしはこんなものを見るために
こんな人ごみに来たんじゃないのに。
「すず、見える?」
「んーかすかに見える」
「あたしもあんまり見えないよ」
「ほんと場所失敗だね」
ってか来たことが失敗だよ。
しんどいよ。暑いよ。
帰りたいよ。花火見れないよ。
心の中は愚痴の塊。
あたしはほんとにしんどくなってきて
友達の輪を抜けた。