An opening of such a love
ほんとにしんどい。


あーしんどいと思うなら来るんじゃなかった。




あたし後悔ばっかりしてるよ。




花火は見えないけど


こうやってしゃがんでいるほうが楽だな。




あたしは輪を抜けて人ごみの少ないとこで座っていた。




ハンカチを口に当てていないと気分悪さが増しそう。



するとあたしの視界に人の足が見えた。




見るからに友達の足じゃないし。


誰だろう。




そう思ったけれど顔は上げなかった。
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