カップケーキ
頑張って振り向いてもらおうとして、

本当の自分を隠しているのに気付かないふりをしているようにも感じてしまう。

でも、それは考えすぎているだけなのだろうか?



考えるのはやめよう。

早く、用意しないと…




さーとっ、髪をまとめて
ポニーテールにする。


「いってきまーす。」



自転車にまたがって、坂をかけ降りる。

このスリルと風が大好きだ。


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