7人のメガネ男子にごちゅーい!
「はぁ……。面倒くせぇ……」
「ふんっ……」
藍が尚矢に向かって『あっかんべぇ』を、した。尚矢も、藍に向かって『Wあっかんべぇ』をしてた。
「お前、キモッ!」
「アンタに言われたくないし!何、Wあっかんべぇ、してんだよ!」
「お前から、あっかんべぇ、してきたんだろ!」
「だから何さ!バカ!」
「お前の方がバっ…、ぶっ……」
いつの間にか、総長様が意識を戻していて。尚矢の口をぶっ叩いた。
「お前、うるせぇ……」
「いってぇな!もっと、加減考えろや!」
「最近喧嘩してねぇから、鈍ってんだよ」
………、どっかの誰かさんと同じ事言ってる……。実は、仲が良かったりして……。
「知らねぇよ!!黙れよ!このオカマ野郎ウゼェんだよ!」
「だから何だよ。年下に、本気でキレんなよ……。ガキ……」
あー、いてぇ……と、総長様が愛美に、ボコられた頭を撫でて、蓮さん達の方へ歩いて行った。
「チッ……。ウゼェ……」
尚矢が、頭をガシガシっとかいた。
「優花、ちょっと僕、飲み物買ってくるね?何飲みたい?僕、買ってきてあげる」
「えっとね!苺ミルクが、良いな!」
「そっか。分かった、じゃあ、ちょっと行ってくるね?」
「うん!行ってらっしゃい!」
藍は、ニコッと微笑んでから。椅子から立ち上がって、人混みの中に消えていった。
「楽しみだな……」
私が、プラーンプラーンと、足をプラプラしていると。遠くから、直樹君が走りながら。
「優ー花ちゃん!ちょっと、お願いが有るんだけど……」
直樹君が、私の前にしゃがんだ。
「ん?良いよ。…何すれば、良いの?」
「俺さ、不器用だからハチマキを頭に縛れないんだよね…。だから!優花ちゃん、俺の頭にハチマキを縛って欲しいんだよね?」
直樹君が、赤いハチマキを私に差し出した。私は、直樹君のハチマキを手に取った。
「うん、良いよ。……じゃあ、直樹君、後ろ向いて?」
「本当?ありがとう!優花ちゃん!」
直樹君が、私が言った通りに後ろを向いてくれた。…けれど、すぐに私の方に向き直した。直樹君の顔色はとても、真っ青だった。
「どうしたの?直樹君…」
「あっ、藍が……。凄い血相で睨んで、走ってきた……」
直樹君が、ある所を指差す。私は、直樹君の指の方を見ると。凄い怖い顔で、藍が凄いスピードで、走ってきた。
「はぁ、はぁ、……。直樹、優花に何を頼もうと、してたのかな?」
藍の顔は、凄い穏やかだった。でも、目の奥が、笑っていなかった。
「ちょっと、ハチマキを縛ってもらおうと……」
「僕が、縛ってあげるよ?キツく、強く!一生取れないくらいに!」
「いっ、良いです…。遠慮しておきます。優花ちゃんに、縛ってもらうんで…」
お願いします……、と、凄い顔を真っ青にしながら、ウルウルな目で頼んできた。
「うっ、うん。分かった…」
私は、藍の痛い痛い視線を感じながら直樹君の頭にハチマキを縛ってあげた。で、縛ってあげると。
「優花、もっともっともっと、強く縛ってあげたら?頭が、二つに割れる位にさ?」
「えっ?えぇ……?」
「ちょっ、いっ、良いです、良いです!優花ちゃん、ありがとう!ハチマキ縛ってくれて!」
「うん。どう致しまして」
ニコッと、私が笑うと。直樹君は、ボッと顔を真っ赤にした。
「ぇっと、その…。あっ、じゃっ、じゃあ。ばっ、バイバイ。優花ちゃん」
「うん。バイバイ」
直樹君は、私に手を振って風真君の、所まで走っていた。
……………?なんか皆、生徒会委員の人とずっと一緒に居る…。何かあるのかな?
「ふんっ……」
藍が尚矢に向かって『あっかんべぇ』を、した。尚矢も、藍に向かって『Wあっかんべぇ』をしてた。
「お前、キモッ!」
「アンタに言われたくないし!何、Wあっかんべぇ、してんだよ!」
「お前から、あっかんべぇ、してきたんだろ!」
「だから何さ!バカ!」
「お前の方がバっ…、ぶっ……」
いつの間にか、総長様が意識を戻していて。尚矢の口をぶっ叩いた。
「お前、うるせぇ……」
「いってぇな!もっと、加減考えろや!」
「最近喧嘩してねぇから、鈍ってんだよ」
………、どっかの誰かさんと同じ事言ってる……。実は、仲が良かったりして……。
「知らねぇよ!!黙れよ!このオカマ野郎ウゼェんだよ!」
「だから何だよ。年下に、本気でキレんなよ……。ガキ……」
あー、いてぇ……と、総長様が愛美に、ボコられた頭を撫でて、蓮さん達の方へ歩いて行った。
「チッ……。ウゼェ……」
尚矢が、頭をガシガシっとかいた。
「優花、ちょっと僕、飲み物買ってくるね?何飲みたい?僕、買ってきてあげる」
「えっとね!苺ミルクが、良いな!」
「そっか。分かった、じゃあ、ちょっと行ってくるね?」
「うん!行ってらっしゃい!」
藍は、ニコッと微笑んでから。椅子から立ち上がって、人混みの中に消えていった。
「楽しみだな……」
私が、プラーンプラーンと、足をプラプラしていると。遠くから、直樹君が走りながら。
「優ー花ちゃん!ちょっと、お願いが有るんだけど……」
直樹君が、私の前にしゃがんだ。
「ん?良いよ。…何すれば、良いの?」
「俺さ、不器用だからハチマキを頭に縛れないんだよね…。だから!優花ちゃん、俺の頭にハチマキを縛って欲しいんだよね?」
直樹君が、赤いハチマキを私に差し出した。私は、直樹君のハチマキを手に取った。
「うん、良いよ。……じゃあ、直樹君、後ろ向いて?」
「本当?ありがとう!優花ちゃん!」
直樹君が、私が言った通りに後ろを向いてくれた。…けれど、すぐに私の方に向き直した。直樹君の顔色はとても、真っ青だった。
「どうしたの?直樹君…」
「あっ、藍が……。凄い血相で睨んで、走ってきた……」
直樹君が、ある所を指差す。私は、直樹君の指の方を見ると。凄い怖い顔で、藍が凄いスピードで、走ってきた。
「はぁ、はぁ、……。直樹、優花に何を頼もうと、してたのかな?」
藍の顔は、凄い穏やかだった。でも、目の奥が、笑っていなかった。
「ちょっと、ハチマキを縛ってもらおうと……」
「僕が、縛ってあげるよ?キツく、強く!一生取れないくらいに!」
「いっ、良いです…。遠慮しておきます。優花ちゃんに、縛ってもらうんで…」
お願いします……、と、凄い顔を真っ青にしながら、ウルウルな目で頼んできた。
「うっ、うん。分かった…」
私は、藍の痛い痛い視線を感じながら直樹君の頭にハチマキを縛ってあげた。で、縛ってあげると。
「優花、もっともっともっと、強く縛ってあげたら?頭が、二つに割れる位にさ?」
「えっ?えぇ……?」
「ちょっ、いっ、良いです、良いです!優花ちゃん、ありがとう!ハチマキ縛ってくれて!」
「うん。どう致しまして」
ニコッと、私が笑うと。直樹君は、ボッと顔を真っ赤にした。
「ぇっと、その…。あっ、じゃっ、じゃあ。ばっ、バイバイ。優花ちゃん」
「うん。バイバイ」
直樹君は、私に手を振って風真君の、所まで走っていた。
……………?なんか皆、生徒会委員の人とずっと一緒に居る…。何かあるのかな?