7人のメガネ男子にごちゅーい!
「あっくん!!」
総長様は、首根っこから手を離した。
私は、あっくんに抱きついた。小さい頃から、変わらないほんのりとした木の香り。
「「「………が、学園長………!!」」」
生徒会委員の皆が、声を揃える。
「優花ちゃん、大丈夫だったかい?」
あっくんは、大きな手で私の頭を優しく撫でる。
「うん!大丈夫!」
「そうかい、そうかい…。愛ちゃん、優花ちゃんは弱いから宜しく頼むよ」
「知ってる。私が、ケンカ始めたのは優花と雪斗を守る為だし。……後で、ソイツ、シバくから心配しなくて大丈夫」
愛美は、総長様を指差す。総長様は、ビックリした顔で、愛美の事を見る。
「………んな?!」
「良かった。ありがとう、愛ちゃん。愛ちゃん、強いからありがたいよ」
「別に。じいちゃんが、私に強くなる秘訣を教えてくれたんだし。私が強くなるの当たり前」
「いやいやー。愛ちゃんの素質が元々良かったからだよー。照れるなー!」
あっくんは、笑顔で頭をポリポリしていた。
「それはもう良いから。早く、話して」
愛美は、あっくんの事を急かす。
「あ、そうだった。えーと、生徒会委員の皆。君達は、前半は遊んではいけない」
「「「えー?!」」」
「まず、君達は宿題を一週間位で終わらせ。2学期の学校祭の資料をまとめ今年はどうするか等を考えてもらわないと、いけない」
「え?学校祭の準備ってそんなに大変なの?」
私が、何も知らないで聞くと尚矢が私の頭を軽く叩き。
「大変どころか、地獄だよ。決められた予算。それを全学年全クラスの分を分けて。5年前までの学校祭の資料に穴が開くまで目を通して。5年前の学校祭と被らないようにして。どうすれば、安全安心に学校祭が終われるか。くだらない事をちまちま考えないといけないんだよ」
「「「………………」」」
「くだらないとは、失礼だな!尚矢君!」
「だって、実際そうだろ」
「まぁ、そういう事を踏まえて、俺達は生徒会委員になった訳だし。別に良い」
会長が、堂々と言った。
「おぉ!祐希君は、頼りになるねー!さすが、生徒会長!」
あっくんが、大笑いしながら会長の背中をバシバシ叩いた。会長は、さすがに学園長だから文句を言わずに叩かれていた。
「で?そう言えば、君達は、どこに行くか決めたのかい?全額払うから、教えなさい」
「え?!本当?!あっくん?」
雪斗が、目をキラキラさせて、あっくんに聞いた。
「あぁ!良いよ!…というか、雪斗君、見ないうちに良い男に育ってきたなー!やっぱり、優花ちゃんと結婚するなら雪斗君だなー」
あっくんの一言で、生徒会室の空気がピッキーンと凍りつく。
「ん?どうしたんだい?君達……?」
「学園長、優花は、僕と結婚するんですよ」
藍が、堂々と、あっくんに笑顔で伝えた。
「へ?そうなのかい?優花ちゃん」
「優花が許しても、私は許さない!絶対に、アイツはダメだ!」
愛美が、藍の事を指差した。
「君の許可は、必要ないから。決めるのは、優花だから」
「ねぇ、優花は誰と結婚するの?私に、教えて?」
愛美は、怖い笑顔で私の事を見ながら聞いてきた。
「ま、まだ先の事だし……?」
「今の所は?」
「い、いないよ…。私、まだ好きって気持ちも知らないんだから………」
「「「…………………」」」
「じゃあ、俺が教えてやるよ」
尚矢が、私に近寄って私の顎をクイッとあげた。
総長様は、首根っこから手を離した。
私は、あっくんに抱きついた。小さい頃から、変わらないほんのりとした木の香り。
「「「………が、学園長………!!」」」
生徒会委員の皆が、声を揃える。
「優花ちゃん、大丈夫だったかい?」
あっくんは、大きな手で私の頭を優しく撫でる。
「うん!大丈夫!」
「そうかい、そうかい…。愛ちゃん、優花ちゃんは弱いから宜しく頼むよ」
「知ってる。私が、ケンカ始めたのは優花と雪斗を守る為だし。……後で、ソイツ、シバくから心配しなくて大丈夫」
愛美は、総長様を指差す。総長様は、ビックリした顔で、愛美の事を見る。
「………んな?!」
「良かった。ありがとう、愛ちゃん。愛ちゃん、強いからありがたいよ」
「別に。じいちゃんが、私に強くなる秘訣を教えてくれたんだし。私が強くなるの当たり前」
「いやいやー。愛ちゃんの素質が元々良かったからだよー。照れるなー!」
あっくんは、笑顔で頭をポリポリしていた。
「それはもう良いから。早く、話して」
愛美は、あっくんの事を急かす。
「あ、そうだった。えーと、生徒会委員の皆。君達は、前半は遊んではいけない」
「「「えー?!」」」
「まず、君達は宿題を一週間位で終わらせ。2学期の学校祭の資料をまとめ今年はどうするか等を考えてもらわないと、いけない」
「え?学校祭の準備ってそんなに大変なの?」
私が、何も知らないで聞くと尚矢が私の頭を軽く叩き。
「大変どころか、地獄だよ。決められた予算。それを全学年全クラスの分を分けて。5年前までの学校祭の資料に穴が開くまで目を通して。5年前の学校祭と被らないようにして。どうすれば、安全安心に学校祭が終われるか。くだらない事をちまちま考えないといけないんだよ」
「「「………………」」」
「くだらないとは、失礼だな!尚矢君!」
「だって、実際そうだろ」
「まぁ、そういう事を踏まえて、俺達は生徒会委員になった訳だし。別に良い」
会長が、堂々と言った。
「おぉ!祐希君は、頼りになるねー!さすが、生徒会長!」
あっくんが、大笑いしながら会長の背中をバシバシ叩いた。会長は、さすがに学園長だから文句を言わずに叩かれていた。
「で?そう言えば、君達は、どこに行くか決めたのかい?全額払うから、教えなさい」
「え?!本当?!あっくん?」
雪斗が、目をキラキラさせて、あっくんに聞いた。
「あぁ!良いよ!…というか、雪斗君、見ないうちに良い男に育ってきたなー!やっぱり、優花ちゃんと結婚するなら雪斗君だなー」
あっくんの一言で、生徒会室の空気がピッキーンと凍りつく。
「ん?どうしたんだい?君達……?」
「学園長、優花は、僕と結婚するんですよ」
藍が、堂々と、あっくんに笑顔で伝えた。
「へ?そうなのかい?優花ちゃん」
「優花が許しても、私は許さない!絶対に、アイツはダメだ!」
愛美が、藍の事を指差した。
「君の許可は、必要ないから。決めるのは、優花だから」
「ねぇ、優花は誰と結婚するの?私に、教えて?」
愛美は、怖い笑顔で私の事を見ながら聞いてきた。
「ま、まだ先の事だし……?」
「今の所は?」
「い、いないよ…。私、まだ好きって気持ちも知らないんだから………」
「「「…………………」」」
「じゃあ、俺が教えてやるよ」
尚矢が、私に近寄って私の顎をクイッとあげた。