7人のメガネ男子にごちゅーい!
「って言ってもな…」
どんなお礼すれば良いのかな……。
…分からない……。雪斗が喜ぶもの…、愛美が喜ぶもの…。
………あ!久し振りに、三人一緒にお出掛けしたりとか!
よし!コレだ!!三人で一緒にお出掛けしたら、楽しくなりそう!
ふっふっふー…。コレで、二人にお礼出来るぞー!!
「ふっふっふー……。お礼……。ふふっ………」
私は、凄い良い恩返しの方法を見つけたので、口元が緩む。
そんなニヤニヤしている私の横で、ドアが開く音がした。
「幼児体型、どうした。暑さで頭壊れたのか?」
「ふ、風真君!…は、入るときはノックしてよ!!!」
私は、ニヤニヤ顔を見られたかと思った途端。顔が真っ赤に染めあがる。
「はぁ?十回以上ノックしたっつの」
お陰で手が真っ赤だ、と風真君は私に文句を言ってきた。
「えぇ?!嘘!?」
「本当だ。幼児体型」
「そ…、そうだったんだ……。ごめんね。風真君…」
私は、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「別に。だって、嘘だし。本当は、面倒で三回もノックしてねぇよ」
風真君は、あっかんべーをした。
「……………?!風真君!嘘ついたの?!」
「騙されるお前が悪いんだよ。バーカ」
バーカバーカ、と風真君が私に何度も暴言をぶつけてきた。
「風ー真君!私、怒るよ!」
私は、風真君のことを睨みつけた。
「…ぶはっ……。怒る?!お前が?!…ギャハハハ!怒ってみろよ…。クククッ…。迫力ゼロのくせにな!お前!」
風真君は、私を指差して。大口を開けて涙をたらしながら大笑いした。
「………もう、風真君知らない」
私は、プイッとそっぽ向いた。そして、風真君に背中を見せるように私は椅子に座って、残っている仕事を続けた。
本当にヒドい!いくらなんでも、バカにしすぎだよ……。
私は、少し風真君のことで怒りながら仕事を進めていく。
「字、間違ってんぞ。幼児体型」
「………………」
いつの間にか、風真君が私の後ろにいて。後ろから、男らしいのに、どこか綺麗な指がのびてきた。
「おい。無視かよ。…悪かったって。許せよ」
風真君は、私の隣に腰掛けて。肘を机について、手のひらに顎をのせていた。
…全然、悪いって思ってないもん……。
「………………………」
「おーい。優花?」
風真君は、私の髪の毛を触り始めた。
「………おーい。いい加減、機嫌直せよ」
「………嫌」
「本当に体型と同じで、幼児みたいだな」
「………………………」
私は、頬を膨らませて、怒りを露わにした。風真君は、膨れた頬を軽く突っついてきた。
「冗談だっつの。真に受けんなよ。幼児体型」
「………幼児体型で、ごめんなさいね。風真君が好きなような巨乳じゃないですよ」
私は、嫌味たらっしく風真君に冷たく言い放った。
「俺がいつ巨乳好きって言ったんだよ」
風真君は、私に反論する。
「…いやいや、今までの発言を見返したら変態で巨乳好きの男の子設定になってるから。確実に」
「はぁ?ふざけんな!俺は、変態じゃねぇよ!素直なだけだっつの!」
そう言って、風真君は逆ギレする。
「いやいや、それが変態なんだって!」
「言っとくけどな!男なんて、皆巨乳好きなんだよ!」
「そんなこと…ないとは言い切れないけど!そういうのは、言わずにするのが普通なんだって!」
私は、仕事をする手を止めて、風真君に反撃する。
「はぁ?言っている奴もいるんだよ!」
「誰さ!」
「…俺の周りの奴は大体そうだよ!」
風真君は、私から視線を外して、ぶっきらぼうに呟く。
「……それって、俺も周りの奴にはいるの?」
私と風真君は、声が聞こえた方に体を向ける。
そこには、苦笑いをしている要君。
どんなお礼すれば良いのかな……。
…分からない……。雪斗が喜ぶもの…、愛美が喜ぶもの…。
………あ!久し振りに、三人一緒にお出掛けしたりとか!
よし!コレだ!!三人で一緒にお出掛けしたら、楽しくなりそう!
ふっふっふー…。コレで、二人にお礼出来るぞー!!
「ふっふっふー……。お礼……。ふふっ………」
私は、凄い良い恩返しの方法を見つけたので、口元が緩む。
そんなニヤニヤしている私の横で、ドアが開く音がした。
「幼児体型、どうした。暑さで頭壊れたのか?」
「ふ、風真君!…は、入るときはノックしてよ!!!」
私は、ニヤニヤ顔を見られたかと思った途端。顔が真っ赤に染めあがる。
「はぁ?十回以上ノックしたっつの」
お陰で手が真っ赤だ、と風真君は私に文句を言ってきた。
「えぇ?!嘘!?」
「本当だ。幼児体型」
「そ…、そうだったんだ……。ごめんね。風真君…」
私は、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「別に。だって、嘘だし。本当は、面倒で三回もノックしてねぇよ」
風真君は、あっかんべーをした。
「……………?!風真君!嘘ついたの?!」
「騙されるお前が悪いんだよ。バーカ」
バーカバーカ、と風真君が私に何度も暴言をぶつけてきた。
「風ー真君!私、怒るよ!」
私は、風真君のことを睨みつけた。
「…ぶはっ……。怒る?!お前が?!…ギャハハハ!怒ってみろよ…。クククッ…。迫力ゼロのくせにな!お前!」
風真君は、私を指差して。大口を開けて涙をたらしながら大笑いした。
「………もう、風真君知らない」
私は、プイッとそっぽ向いた。そして、風真君に背中を見せるように私は椅子に座って、残っている仕事を続けた。
本当にヒドい!いくらなんでも、バカにしすぎだよ……。
私は、少し風真君のことで怒りながら仕事を進めていく。
「字、間違ってんぞ。幼児体型」
「………………」
いつの間にか、風真君が私の後ろにいて。後ろから、男らしいのに、どこか綺麗な指がのびてきた。
「おい。無視かよ。…悪かったって。許せよ」
風真君は、私の隣に腰掛けて。肘を机について、手のひらに顎をのせていた。
…全然、悪いって思ってないもん……。
「………………………」
「おーい。優花?」
風真君は、私の髪の毛を触り始めた。
「………おーい。いい加減、機嫌直せよ」
「………嫌」
「本当に体型と同じで、幼児みたいだな」
「………………………」
私は、頬を膨らませて、怒りを露わにした。風真君は、膨れた頬を軽く突っついてきた。
「冗談だっつの。真に受けんなよ。幼児体型」
「………幼児体型で、ごめんなさいね。風真君が好きなような巨乳じゃないですよ」
私は、嫌味たらっしく風真君に冷たく言い放った。
「俺がいつ巨乳好きって言ったんだよ」
風真君は、私に反論する。
「…いやいや、今までの発言を見返したら変態で巨乳好きの男の子設定になってるから。確実に」
「はぁ?ふざけんな!俺は、変態じゃねぇよ!素直なだけだっつの!」
そう言って、風真君は逆ギレする。
「いやいや、それが変態なんだって!」
「言っとくけどな!男なんて、皆巨乳好きなんだよ!」
「そんなこと…ないとは言い切れないけど!そういうのは、言わずにするのが普通なんだって!」
私は、仕事をする手を止めて、風真君に反撃する。
「はぁ?言っている奴もいるんだよ!」
「誰さ!」
「…俺の周りの奴は大体そうだよ!」
風真君は、私から視線を外して、ぶっきらぼうに呟く。
「……それって、俺も周りの奴にはいるの?」
私と風真君は、声が聞こえた方に体を向ける。
そこには、苦笑いをしている要君。