7人のメガネ男子にごちゅーい!
「ありがとうございましたー」
コンビニの冷風とコンビニ店員さんの爽やかな声が聞こえなくなると、一気に蒸し暑い空気に全身が包まれていく。
コンビニの袋が、ガサガサと鳴る。手にジュースの重みがかかり、私はその重さに肩をおとす。
「あー、重いなー…」
私は、たまらずに弱音をはいてしまう。
「お前、俺より五本も軽いんだから、文句言うなよ」
風真君は、私の速さに合わせて歩いてくれていた。
「でもさー…。さすがに、三日間分のジュースを買うことないじゃん…」
コンビニの飲みかき置いてある所で、私達は悩みに悩んで。
色んな種類の飲み物をポイポイいれて、私達は会長から借りたお金で飲み物を買った。
「また買い出しに行かされない為だっつの。アホ」
風真君は、汗を少し滲ませながら言った。
ていうか、なんで三日間分のジュースが買えるお金がはいっているの?…会長、金銭感覚狂ってません?
「そーですね」
風真君は、パンパンのコンビニの袋を両手に一つずつ持っている。
……なんで、私より重いはずなのに、あんなに軽々と持ててるの…?
やっぱり、…凄いな……。男の子って。
「……でも、風真君が私に意地悪しなければ良い話だよー………」
「うるっせぇ。お前にいじりがいがあるのが悪いんだよ。幼児体型」
風真君は、意地悪な笑顔を私に向けた。
「えー……。意味わかんないんだけど…」
私は、少し立ち止まって、休憩する。
「おい、幼児体型!トロトロすんなよー!」
風真君が、二十メートル先位で叫ぶ。
「重いんだもんー……」
私は、近くにあった小さな石の段に腰をおろした。
……それにしても、夏は本当に暑いな…。
「はぁ……」
風真君は、私の所まで戻ると溜息を吐いて。私からコンビニの袋をとる。
「え?!重いから良いよ……、風真君…」
「俺は早く帰りたいんだよ。まだちょっと暑い生徒会室の方がマシだからな…」
風真君は、私がコンビニの袋を取り返そうとしても、返さなかった。
…ここは風真君に甘えるか……。
「そっか。…ありがとう、風真君」
私は、風真君にニコッと微笑んだ。
「別に……」
風真君は、チラッと見てからスタスタと歩いていった。
私は、風真君について行くように隣を歩く。
「重くない?」
「重いに決まってんだろ。三日間分のジュースだぞ」
風真君は、そう言いながらも私に返す気配がなかった。
「ごめんね?」
「謝る暇あったら筋トレしろ」
「いやぁー、運動は苦手でしてねぇ…」
あはは…、と私は苦笑いを零した。
「胸筋鍛えて、すこしでも胸大きくし…いてっ……」
私は、風真君の横っ腹をグーで殴る。そして、下から風真君を睨んで。
「なんでそんなこと言うの!?…私が胸ないって知ってるなら、言わないでよ!」
「はいはい。そんなキーキー騒ぐなって。お前は胸なくても、まだ好かれてるんだから良いだろ」
風真君は、そう言ってベシッと頭を叩いてきた。
「いたー!風真君、なんで叩くのさ!」
私は、仕返しに風真君の腕を叩き返す。
「あ?そこに頭があるから」
「意味わかんないんだけ…」
「あー、学園についたなー」
私が怒っているのを無視して、風真君は棒読みで大きな声で叫んだ。
「ちょっと!無視しないでよ!」
風真君が、またまた私を無視をして、早歩きで学園にはいっていき、私は遅れないように風真君のことを追いかけて学園に入った。
コンビニの冷風とコンビニ店員さんの爽やかな声が聞こえなくなると、一気に蒸し暑い空気に全身が包まれていく。
コンビニの袋が、ガサガサと鳴る。手にジュースの重みがかかり、私はその重さに肩をおとす。
「あー、重いなー…」
私は、たまらずに弱音をはいてしまう。
「お前、俺より五本も軽いんだから、文句言うなよ」
風真君は、私の速さに合わせて歩いてくれていた。
「でもさー…。さすがに、三日間分のジュースを買うことないじゃん…」
コンビニの飲みかき置いてある所で、私達は悩みに悩んで。
色んな種類の飲み物をポイポイいれて、私達は会長から借りたお金で飲み物を買った。
「また買い出しに行かされない為だっつの。アホ」
風真君は、汗を少し滲ませながら言った。
ていうか、なんで三日間分のジュースが買えるお金がはいっているの?…会長、金銭感覚狂ってません?
「そーですね」
風真君は、パンパンのコンビニの袋を両手に一つずつ持っている。
……なんで、私より重いはずなのに、あんなに軽々と持ててるの…?
やっぱり、…凄いな……。男の子って。
「……でも、風真君が私に意地悪しなければ良い話だよー………」
「うるっせぇ。お前にいじりがいがあるのが悪いんだよ。幼児体型」
風真君は、意地悪な笑顔を私に向けた。
「えー……。意味わかんないんだけど…」
私は、少し立ち止まって、休憩する。
「おい、幼児体型!トロトロすんなよー!」
風真君が、二十メートル先位で叫ぶ。
「重いんだもんー……」
私は、近くにあった小さな石の段に腰をおろした。
……それにしても、夏は本当に暑いな…。
「はぁ……」
風真君は、私の所まで戻ると溜息を吐いて。私からコンビニの袋をとる。
「え?!重いから良いよ……、風真君…」
「俺は早く帰りたいんだよ。まだちょっと暑い生徒会室の方がマシだからな…」
風真君は、私がコンビニの袋を取り返そうとしても、返さなかった。
…ここは風真君に甘えるか……。
「そっか。…ありがとう、風真君」
私は、風真君にニコッと微笑んだ。
「別に……」
風真君は、チラッと見てからスタスタと歩いていった。
私は、風真君について行くように隣を歩く。
「重くない?」
「重いに決まってんだろ。三日間分のジュースだぞ」
風真君は、そう言いながらも私に返す気配がなかった。
「ごめんね?」
「謝る暇あったら筋トレしろ」
「いやぁー、運動は苦手でしてねぇ…」
あはは…、と私は苦笑いを零した。
「胸筋鍛えて、すこしでも胸大きくし…いてっ……」
私は、風真君の横っ腹をグーで殴る。そして、下から風真君を睨んで。
「なんでそんなこと言うの!?…私が胸ないって知ってるなら、言わないでよ!」
「はいはい。そんなキーキー騒ぐなって。お前は胸なくても、まだ好かれてるんだから良いだろ」
風真君は、そう言ってベシッと頭を叩いてきた。
「いたー!風真君、なんで叩くのさ!」
私は、仕返しに風真君の腕を叩き返す。
「あ?そこに頭があるから」
「意味わかんないんだけ…」
「あー、学園についたなー」
私が怒っているのを無視して、風真君は棒読みで大きな声で叫んだ。
「ちょっと!無視しないでよ!」
風真君が、またまた私を無視をして、早歩きで学園にはいっていき、私は遅れないように風真君のことを追いかけて学園に入った。