7人のメガネ男子にごちゅーい!
キーンコーンカーンコーン
毎日同じの授業終了のチャイムが鳴る。よし、帰ろう、と思い席を立った。
私は鞄を手に取り、いつも通りに肩に掛け教室の扉に手をかけようとした。
でも、 急にバンッと教室の扉が開いた。そこに居たのは……雪斗。
「優花!」
雪斗が、昔から変わらない笑顔で、私の名前を呼んだ。
「チッ……」
私は、無意識に舌打ちをする。
「手伝ってくれるよね?」
ウルウル目攻撃……。私、100のダメージ。
「だから、ウルウル目で見な…。はいはい。分かりましたよ。早く行こ」
私が教室を出ると丁度愛美も教室を出て来た。
「……あっ。優花、雪斗、また明日」
「うん。また明日。喧嘩頑張ってね!」
「シッー。声大きいよ、優花」
「ごめん。頑張って」
「うん!」
愛美は強いなぁ…。本当に。いや、本当に強いんですよ。
「じゃあ、行こう。優花」
「ふぉーい」
やる気の無い返事をして、2階にある生徒会室に向かった。
「ちょっと待ってね?ロック解除するから」
ピッピッと機械的な音が2階に響く。生徒会室には、暗証番号が分からなければ入れない仕組みになっている。
「よし。開いた。優花、入って」
「りょーかいしやしたー!」
私は、軽い足取りで敬礼をして生徒会室にフラフラと入る。
この時の私は、生徒会室内に雪斗以外いないと思ってた。普通はそんな事無いのに…。
「会長ー、幼なじみ入れても良い?もう、入っているけど」
あ、あれ?何で人が……?
「は?ふざけるな、風間雪斗」
雪斗が会長と呼ぶ人が雪斗にキレかかってる。
高身長で、モデルみたいに長い脚。細身なのに程良く筋肉がついている。メガネを掛けていて、絹のようにサラサラな金髪。鼻筋はスッとしていて、目は水色。
これが、多分世に言うイケメン。メガネを掛けていてイケメンなのだから、メガネをとったら凄いイケメンなんだろう。
「何でフルネーム?後、優花は優しいから大丈夫だよ」
「話がかみ合ってないぞ。風間雪斗」
「だーかーら。何でフルネームなの?会長。後、優花は僕のお手伝いをしてくれるダケだよー?」
「自分の仕事位自分でやれ。風間雪斗。おい、そこの女」
「はっ…はい……」
女って……。他に呼び方無いの?って名前知らないんだから当たり前か…。
「今すぐ、生徒会室から出てけ」
冷たい視線を送られ、少し怯む。
「え……。でも、雪斗の手伝いが…」
「別にいーじゃん!かいちょー。女の子がいたら新鮮だよ」
グイッと知らないメガネの男の人に後ろから抱きつかれる。
「ちょっ…」
急な事に、私は声が出なかった。
「君、名前は?可愛いね?」
「ぇっと……。中山…優…花です」
「よろしく、優花ちゃん。俺は、真島直樹」
「よろしくお願いします…」
この人の第一印象はチャラい。体中から香水の匂いがプンプンする。
でも、私はこの甘酸っぱい匂いは嫌いでは無い…ような。
目はフェロモンバンバンのエロくて、冷たい深海みたいな目。いかにも、女の子大好きな目。
そして、オレンジ色の髪。雪斗より、少し低い身長。でも、普通より高い。私に抱きついて私の髪の毛を触っている指は女の人みたいに細くて繊細で長い。
「ちょっと、直樹ー。優花に触らないで!」
「雪斗達、うるさい……」
奥から頭が良くて真面目そうな男の子が来た。見れば見るほど惹きつけられる位に綺麗な黒髪。キッと睨まれれば切れ長な青目がメガネのレンズから目立つ。
「ごめん。要」
アハハ…、と苦笑いする雪斗。
「そう思うなら早く自分の仕事をしなよ。雪斗。直樹も」
要って人が冷たい目で雪斗、直樹君、私の順に見回した。
毎日同じの授業終了のチャイムが鳴る。よし、帰ろう、と思い席を立った。
私は鞄を手に取り、いつも通りに肩に掛け教室の扉に手をかけようとした。
でも、 急にバンッと教室の扉が開いた。そこに居たのは……雪斗。
「優花!」
雪斗が、昔から変わらない笑顔で、私の名前を呼んだ。
「チッ……」
私は、無意識に舌打ちをする。
「手伝ってくれるよね?」
ウルウル目攻撃……。私、100のダメージ。
「だから、ウルウル目で見な…。はいはい。分かりましたよ。早く行こ」
私が教室を出ると丁度愛美も教室を出て来た。
「……あっ。優花、雪斗、また明日」
「うん。また明日。喧嘩頑張ってね!」
「シッー。声大きいよ、優花」
「ごめん。頑張って」
「うん!」
愛美は強いなぁ…。本当に。いや、本当に強いんですよ。
「じゃあ、行こう。優花」
「ふぉーい」
やる気の無い返事をして、2階にある生徒会室に向かった。
「ちょっと待ってね?ロック解除するから」
ピッピッと機械的な音が2階に響く。生徒会室には、暗証番号が分からなければ入れない仕組みになっている。
「よし。開いた。優花、入って」
「りょーかいしやしたー!」
私は、軽い足取りで敬礼をして生徒会室にフラフラと入る。
この時の私は、生徒会室内に雪斗以外いないと思ってた。普通はそんな事無いのに…。
「会長ー、幼なじみ入れても良い?もう、入っているけど」
あ、あれ?何で人が……?
「は?ふざけるな、風間雪斗」
雪斗が会長と呼ぶ人が雪斗にキレかかってる。
高身長で、モデルみたいに長い脚。細身なのに程良く筋肉がついている。メガネを掛けていて、絹のようにサラサラな金髪。鼻筋はスッとしていて、目は水色。
これが、多分世に言うイケメン。メガネを掛けていてイケメンなのだから、メガネをとったら凄いイケメンなんだろう。
「何でフルネーム?後、優花は優しいから大丈夫だよ」
「話がかみ合ってないぞ。風間雪斗」
「だーかーら。何でフルネームなの?会長。後、優花は僕のお手伝いをしてくれるダケだよー?」
「自分の仕事位自分でやれ。風間雪斗。おい、そこの女」
「はっ…はい……」
女って……。他に呼び方無いの?って名前知らないんだから当たり前か…。
「今すぐ、生徒会室から出てけ」
冷たい視線を送られ、少し怯む。
「え……。でも、雪斗の手伝いが…」
「別にいーじゃん!かいちょー。女の子がいたら新鮮だよ」
グイッと知らないメガネの男の人に後ろから抱きつかれる。
「ちょっ…」
急な事に、私は声が出なかった。
「君、名前は?可愛いね?」
「ぇっと……。中山…優…花です」
「よろしく、優花ちゃん。俺は、真島直樹」
「よろしくお願いします…」
この人の第一印象はチャラい。体中から香水の匂いがプンプンする。
でも、私はこの甘酸っぱい匂いは嫌いでは無い…ような。
目はフェロモンバンバンのエロくて、冷たい深海みたいな目。いかにも、女の子大好きな目。
そして、オレンジ色の髪。雪斗より、少し低い身長。でも、普通より高い。私に抱きついて私の髪の毛を触っている指は女の人みたいに細くて繊細で長い。
「ちょっと、直樹ー。優花に触らないで!」
「雪斗達、うるさい……」
奥から頭が良くて真面目そうな男の子が来た。見れば見るほど惹きつけられる位に綺麗な黒髪。キッと睨まれれば切れ長な青目がメガネのレンズから目立つ。
「ごめん。要」
アハハ…、と苦笑いする雪斗。
「そう思うなら早く自分の仕事をしなよ。雪斗。直樹も」
要って人が冷たい目で雪斗、直樹君、私の順に見回した。