7人のメガネ男子にごちゅーい!
「優花」
放課後に愛美が教室にいる私を呼ぶ。
「何?」
「ゴールデンウイークって何か予定ある?」
「あっ。うん」
「気をつけて。月光組に誘拐されないように。どうせ、生徒会で出掛けるんでしょ?ゴールデンウイーク中は、大丈夫かも知れないけど、ゴールデンウイークが終わった位には、危険だから、あまり一人で行動しないで?」
「分かった…。愛美は、ゴールデンウイーク中に喧嘩?」
「うん。半分は、潰すように頑張る」
「愛美なら大丈夫だよ。頑張って」
「ありがとう。じゃあ、優花。また、来週ね」
「また、来週」
愛美は、優等生ぽくゆっくり歩いて行った。
「優花。生徒会室に行こ」
藍が私の両手を握る。藍しか、出来ないんじゃないかって言う感じの可愛い握り方。
「良いよ」
何か、女子の視線が痛い…。藍は人気だからな…。変な事に巻き込まれないようにしないと。
藍と二人で二階の生徒会室に入る。でも、まだ他に人がいなかった。
「誰もいないね」
「僕的には、嬉しいけど」
「ん?どうして?」
「優花と沢山お喋りが出来るし、優花の事を独り占め出来るからね」
そう言って藍は、私の髪の毛を手にとり髪の毛にキスをして、私の方に流し目で私を見る。
変に心臓がバクバクっとなる。藍は、たまにドキドキする事を自然とする。
生徒会委員の皆がそう。頭を優しく撫でたり、抱きしめてきたり。そんな事を自然とされると、無駄にドキドキしてる私がいる。
「……………」
「僕は、小さな事でも顔を真っ赤にする優花が好き。だから、誰よりも早く優花とペアになりたかった。ダメ元だったけど。優花に一番近いのが雪斗だったから。断られるって思ってた。だから、良いよって言われた時は凄い嬉しかった。このまま、死んでも良かった位に」
「えっ?死んじゃ嫌だよ…」
「例えだよ。本当に優花って面白いね」
ククッと笑いを堪える藍。
「うぅ、笑わないでよ…」
「ごめん…。でも、出来れば優花と二人だけで遊園地に行きたかったな」
「何で……?」
「優花が好きだから」
チュッと頬にまた、キスされた。
「おい、もう生徒会室に入って良いか?」
バッと私と藍が離れる。そこに立っていたのは、会長と要君。
「会長、空気読んで。もう少しで、優花の事が落とせそうだったのに…」
「藍。それは、別に良いけど、生徒会の決まりで、ある行動をして優花に意味を教えるまでは手出したらダメって言う事は知ってるよね?」
要君がメガネを動かす。一つ一つの行動が、頭良さそうに見える。
「そうだぞ。藍」
「……はーい」
「ねぇ、そのある行動って何?」
「後もう少しで意味が分かるよ。早く、会長と要も蓮も。早くある行動してよ。僕達待ちくたびれてるんだよ」
「まだ、一カ月も経って無いよ。俺は、じっくり考えるタイプだからね」
「何それ?僕達がじっくり考えて無いとでも言うの?」
うわわっ……。藍と要君が険悪ムードに……。
「ちょっと、生徒会室に来たと思ったら何で険悪ムードなってるの?」
「本当だ」
雪斗と風真君が険悪ムードの中にフラッと入って来た。
「これを聞いたら、君達も怒るよ。要がある行動する時は、じっくり考えるタイプって言ってきたんだ」
「俺は、じっくり考えてんだけど?」
「僕は、小さい頃からだし。皆よりはじっくり考えてると思う……」
「雪斗は、良いとして。藍と風真と直樹は、じっくりにしては早すぎる」
「んだと?喧嘩売ってんのか?」
「売ってない。本当の事を言ってるだけだ」
「ちょっ……。喧嘩は………」
どうしよ……。二人とも凄い機嫌悪い……。
「どうしたの?何があったの?」
「優花ちゃんが泣きそうじゃん」
蓮さんと直樹君が入って来た。
「要が、ある行動する時に僕達がじっくり考えて無いって言うんだ。僕は、本当にそう思ってある行動をしたのに」
藍もちょっと機嫌悪そう……。
「本当の事だ。一カ月も経って無いのに、何でその人が好きになれるんだ。裏で俺達の悪口を言ってるかも知れないじゃないか」
要君が凄い怖い顔でキレる。
「僕の好きな人は、そんな人じゃない。小さい頃から、変わって無いよ…。優しいままだ…。要には分からないかも知れないけど、本当に優しいんだ…」
「だから、俺がその人の優しい所をあまり知らないから言ってるんだ。藍や風真や直樹。何で一カ月も一緒にいないのに分かるんだ?俺は、そこが疑問だ」
「人を好きになるのに理由はいらない。性格が優しいだけで、僕は選んでない。その人は本当に優しい。けど、凄いドジで天然で、何考えてるか分からない。だけど、その人は純粋だ。家族を今も愛してる。確かに、ドジだし、天然だし、バカかも知れない。だけど、そんな所を含めて僕はその人の全部が好きなんだ」
「俺もだ」
「僕…も…」
「俺も」
「実は、俺も…」
蓮さんが藍、風真君、雪斗、直樹君に続いて言った。
「えっ?蓮も?」
藍がビックリしてる。
「実は、昨日惚れた…」
カァァッと蓮さんが顔を真っ赤にする。
「蓮、昨日何があったんだ?」
「ぃや、言えない。無理。鼻血でる……」
「…………ヤったの?」
雪斗が恐る恐る蓮さんに聞く。
「一歩間違ったら…ヤるところだった。俺、理性飛んでた…。あぁぁ…。思い出すだけで恥ずかしい……」
蓮さんが、しゃがんで顔を隠す。
「お前…蓮に何したんだ?」
風真君が私を怖い物を見るような目で見てくる。
「えっ?何もしてないと思うケド…。それが昨日の記憶が全部無いの…。思い出そうとしてるんだけど…無理なん…」
「お願い…だから、思い出、さないで…」
蓮さんがしゃがんだまま、か細い声で途切れ途切れに話す。
「蓮…。優花に何して、何をされたの?」
藍が、蓮さんの肩に手を置いて優しく聞いた。
「言わ、ない。絶対に言え、ない」
「でも、この蓮が襲いそうになった位でしょ?結構、凄い事したんだね。優花は」
「私が?えっ?私、蓮さんに何したんですか?」
「……ごめん。本当に言えない。優花ちゃんには、特に言えない……」
「じゃあ、俺達には言えるんだろ?お前、ちょっと皆の分のジュース買って来い」
「私が?………はーい」
自分の鞄から財布を取って自動販売機に行く。
「………何買えば良いんだろ?」
苺ミルクは、私で。雪斗は、林檎ジュース。藍は…じゃあ、オレンジジュース。直樹君は、多分炭酸系が良さそう。
風真君は、スポドリかな?要君は、お茶が良さそう。蓮さんは…ミックスジュース。会長が問題だ…。会長なぁ…。あっ!コーヒー牛乳が好きそう!良し!決まった。
…………買ったは良いモノの……。相当重い。落ちないようにゆっくり歩いていく。最悪は、私のだけしか、落とさないようにしないと……。
放課後に愛美が教室にいる私を呼ぶ。
「何?」
「ゴールデンウイークって何か予定ある?」
「あっ。うん」
「気をつけて。月光組に誘拐されないように。どうせ、生徒会で出掛けるんでしょ?ゴールデンウイーク中は、大丈夫かも知れないけど、ゴールデンウイークが終わった位には、危険だから、あまり一人で行動しないで?」
「分かった…。愛美は、ゴールデンウイーク中に喧嘩?」
「うん。半分は、潰すように頑張る」
「愛美なら大丈夫だよ。頑張って」
「ありがとう。じゃあ、優花。また、来週ね」
「また、来週」
愛美は、優等生ぽくゆっくり歩いて行った。
「優花。生徒会室に行こ」
藍が私の両手を握る。藍しか、出来ないんじゃないかって言う感じの可愛い握り方。
「良いよ」
何か、女子の視線が痛い…。藍は人気だからな…。変な事に巻き込まれないようにしないと。
藍と二人で二階の生徒会室に入る。でも、まだ他に人がいなかった。
「誰もいないね」
「僕的には、嬉しいけど」
「ん?どうして?」
「優花と沢山お喋りが出来るし、優花の事を独り占め出来るからね」
そう言って藍は、私の髪の毛を手にとり髪の毛にキスをして、私の方に流し目で私を見る。
変に心臓がバクバクっとなる。藍は、たまにドキドキする事を自然とする。
生徒会委員の皆がそう。頭を優しく撫でたり、抱きしめてきたり。そんな事を自然とされると、無駄にドキドキしてる私がいる。
「……………」
「僕は、小さな事でも顔を真っ赤にする優花が好き。だから、誰よりも早く優花とペアになりたかった。ダメ元だったけど。優花に一番近いのが雪斗だったから。断られるって思ってた。だから、良いよって言われた時は凄い嬉しかった。このまま、死んでも良かった位に」
「えっ?死んじゃ嫌だよ…」
「例えだよ。本当に優花って面白いね」
ククッと笑いを堪える藍。
「うぅ、笑わないでよ…」
「ごめん…。でも、出来れば優花と二人だけで遊園地に行きたかったな」
「何で……?」
「優花が好きだから」
チュッと頬にまた、キスされた。
「おい、もう生徒会室に入って良いか?」
バッと私と藍が離れる。そこに立っていたのは、会長と要君。
「会長、空気読んで。もう少しで、優花の事が落とせそうだったのに…」
「藍。それは、別に良いけど、生徒会の決まりで、ある行動をして優花に意味を教えるまでは手出したらダメって言う事は知ってるよね?」
要君がメガネを動かす。一つ一つの行動が、頭良さそうに見える。
「そうだぞ。藍」
「……はーい」
「ねぇ、そのある行動って何?」
「後もう少しで意味が分かるよ。早く、会長と要も蓮も。早くある行動してよ。僕達待ちくたびれてるんだよ」
「まだ、一カ月も経って無いよ。俺は、じっくり考えるタイプだからね」
「何それ?僕達がじっくり考えて無いとでも言うの?」
うわわっ……。藍と要君が険悪ムードに……。
「ちょっと、生徒会室に来たと思ったら何で険悪ムードなってるの?」
「本当だ」
雪斗と風真君が険悪ムードの中にフラッと入って来た。
「これを聞いたら、君達も怒るよ。要がある行動する時は、じっくり考えるタイプって言ってきたんだ」
「俺は、じっくり考えてんだけど?」
「僕は、小さい頃からだし。皆よりはじっくり考えてると思う……」
「雪斗は、良いとして。藍と風真と直樹は、じっくりにしては早すぎる」
「んだと?喧嘩売ってんのか?」
「売ってない。本当の事を言ってるだけだ」
「ちょっ……。喧嘩は………」
どうしよ……。二人とも凄い機嫌悪い……。
「どうしたの?何があったの?」
「優花ちゃんが泣きそうじゃん」
蓮さんと直樹君が入って来た。
「要が、ある行動する時に僕達がじっくり考えて無いって言うんだ。僕は、本当にそう思ってある行動をしたのに」
藍もちょっと機嫌悪そう……。
「本当の事だ。一カ月も経って無いのに、何でその人が好きになれるんだ。裏で俺達の悪口を言ってるかも知れないじゃないか」
要君が凄い怖い顔でキレる。
「僕の好きな人は、そんな人じゃない。小さい頃から、変わって無いよ…。優しいままだ…。要には分からないかも知れないけど、本当に優しいんだ…」
「だから、俺がその人の優しい所をあまり知らないから言ってるんだ。藍や風真や直樹。何で一カ月も一緒にいないのに分かるんだ?俺は、そこが疑問だ」
「人を好きになるのに理由はいらない。性格が優しいだけで、僕は選んでない。その人は本当に優しい。けど、凄いドジで天然で、何考えてるか分からない。だけど、その人は純粋だ。家族を今も愛してる。確かに、ドジだし、天然だし、バカかも知れない。だけど、そんな所を含めて僕はその人の全部が好きなんだ」
「俺もだ」
「僕…も…」
「俺も」
「実は、俺も…」
蓮さんが藍、風真君、雪斗、直樹君に続いて言った。
「えっ?蓮も?」
藍がビックリしてる。
「実は、昨日惚れた…」
カァァッと蓮さんが顔を真っ赤にする。
「蓮、昨日何があったんだ?」
「ぃや、言えない。無理。鼻血でる……」
「…………ヤったの?」
雪斗が恐る恐る蓮さんに聞く。
「一歩間違ったら…ヤるところだった。俺、理性飛んでた…。あぁぁ…。思い出すだけで恥ずかしい……」
蓮さんが、しゃがんで顔を隠す。
「お前…蓮に何したんだ?」
風真君が私を怖い物を見るような目で見てくる。
「えっ?何もしてないと思うケド…。それが昨日の記憶が全部無いの…。思い出そうとしてるんだけど…無理なん…」
「お願い…だから、思い出、さないで…」
蓮さんがしゃがんだまま、か細い声で途切れ途切れに話す。
「蓮…。優花に何して、何をされたの?」
藍が、蓮さんの肩に手を置いて優しく聞いた。
「言わ、ない。絶対に言え、ない」
「でも、この蓮が襲いそうになった位でしょ?結構、凄い事したんだね。優花は」
「私が?えっ?私、蓮さんに何したんですか?」
「……ごめん。本当に言えない。優花ちゃんには、特に言えない……」
「じゃあ、俺達には言えるんだろ?お前、ちょっと皆の分のジュース買って来い」
「私が?………はーい」
自分の鞄から財布を取って自動販売機に行く。
「………何買えば良いんだろ?」
苺ミルクは、私で。雪斗は、林檎ジュース。藍は…じゃあ、オレンジジュース。直樹君は、多分炭酸系が良さそう。
風真君は、スポドリかな?要君は、お茶が良さそう。蓮さんは…ミックスジュース。会長が問題だ…。会長なぁ…。あっ!コーヒー牛乳が好きそう!良し!決まった。
…………買ったは良いモノの……。相当重い。落ちないようにゆっくり歩いていく。最悪は、私のだけしか、落とさないようにしないと……。