7人のメガネ男子にごちゅーい!
「私…何してんだろ…」
ちょっとサラサラで、冷たい風に頭を冷やされ、網に頭を預ける。さっき風真君に言ってしまった事を思い出して反省する……。
本当に頭にキたら言いたい事を何でも言っちゃうこの悪癖……。直したいよ……。
「明日は、絆を深めるために、旅行に行くのに……」
前日に喧嘩するって……。私のバカ。バカ…バカ…バカ…バカ…。今更、泣くなんて、都合の良い女だな。私は……。
「優花……?」
「要、君?」
泣いてるのがバレないようにずっと網から頭を動かさないで、名前を呼ぶ。
「……大丈夫?」
「何…が?私は……いつでも、大…丈夫だよ」
私の目から静かに涙が出る……。それを、制服の袖で拭う。
「……………」
急に要君に腕を引っ張られる。涙を全部拭いて無いのに……。
要君は、自分の制服の袖で私の涙を拭いてくれた。でも、拭いても拭いても私の目から涙は止まらないで出てくる。
「ぅぅ……。すぃま…ヒッ、ク…せん」
「風真は、優花の事を心配してるんだよ。優花は可愛いから、いつか男に無理矢理襲われるんじゃないかって。優花が傷つくのを見たく無いんだと思う。あぁ見えて風真が一番生徒会委員の中で心配性なんだ」
「…ふっぅ……意、外………」
私は、風真君の優しさに気づけなかったんだ…。本当に風真君の言う通りに私は……バカ女だ。
「風真は優花の事は大嫌いじゃないよ。その逆で、風真は優花の事が大好きだから。風真も、言い過ぎたって反省してたし…。ね?」
……私が言い返さなければこんな事にならなかったんだ。私の、ただの意地と悪癖でこんな事になってるんだ……。
「ごめ…んな、さい……」
フワッと紅茶の香りがした。私は、要君に抱きしめられてる。温かくて、優しくて。風真君と要君は、全然仲は悪くない。喧嘩する程仲が良い……。この言葉がピッタリの二人。
「まだ、泣いてても大丈夫だよ……」
要君は、私の背中を優しくポンポンっと叩く。大丈夫、大丈夫。って……。
「ふぅう………うぅぅ………」
「………俺…人の事言えない……」
私の頭を優しく撫でながら要君が何かを言った。
「ふぇ……?何……?」
「ちょっと……ね…」
「そっ、か…」
要君って本当に紅茶の良い香りがする。ちょっと、落ち着く……。
「じゃあ、そろそろ戻って風真と仲直りしてこようか?」
「……私…変な事言わないかな?大丈夫かな?」
「大丈夫。優花なら出来るよ」
「ありが…とう。要君」
エヘヘって笑うと要君も笑ってくれた。
「うん」
ペシペシっと自分の頬を叩く。
「………よし!気合い入った」
「頑張って」
私の背中を要君がトントンっと叩く。
「………よし!行こう……」
でも、ごめんって言って嫌だって言われたらどうしよ……。
「…………?」
「ぅう……。どぉ…しよぉ……。ゥワーン…」
「えっ?ぇえ?優花…?」
「嫌って、……言われ…たらどぉ…しよぉ」
「大丈夫だって……。えぇっと……」
要君が私の頬にキスをした。私が、固まってると……。
「上手くいく……おまじない……です」
カァァっと段々顔が熱くなってくる。ビックリしすぎて、思考がついてこない……。
「あっ……ありがと…うござ、います」
要君、顔赤いし……。
「じゃ……あ…行こう」
要君は手を差し出してきた。
「…………?」
「手…繋いだ方が、安心すると思うし…」
「あっ…。そういう事か。失礼します…」
私がソロッと手を伸ばすと、要君から手を繋いできた。
「えっと。行こう…か」
「うん……」
パタパタっと早足で生徒会室に行く。私は、深呼吸して生徒会室に入る。
一番最初に目が合ったのは、風真君。
「えっと…」
「「ごめん」なさい」
見事に、私と風真君の声が重なった。
ちょっとサラサラで、冷たい風に頭を冷やされ、網に頭を預ける。さっき風真君に言ってしまった事を思い出して反省する……。
本当に頭にキたら言いたい事を何でも言っちゃうこの悪癖……。直したいよ……。
「明日は、絆を深めるために、旅行に行くのに……」
前日に喧嘩するって……。私のバカ。バカ…バカ…バカ…バカ…。今更、泣くなんて、都合の良い女だな。私は……。
「優花……?」
「要、君?」
泣いてるのがバレないようにずっと網から頭を動かさないで、名前を呼ぶ。
「……大丈夫?」
「何…が?私は……いつでも、大…丈夫だよ」
私の目から静かに涙が出る……。それを、制服の袖で拭う。
「……………」
急に要君に腕を引っ張られる。涙を全部拭いて無いのに……。
要君は、自分の制服の袖で私の涙を拭いてくれた。でも、拭いても拭いても私の目から涙は止まらないで出てくる。
「ぅぅ……。すぃま…ヒッ、ク…せん」
「風真は、優花の事を心配してるんだよ。優花は可愛いから、いつか男に無理矢理襲われるんじゃないかって。優花が傷つくのを見たく無いんだと思う。あぁ見えて風真が一番生徒会委員の中で心配性なんだ」
「…ふっぅ……意、外………」
私は、風真君の優しさに気づけなかったんだ…。本当に風真君の言う通りに私は……バカ女だ。
「風真は優花の事は大嫌いじゃないよ。その逆で、風真は優花の事が大好きだから。風真も、言い過ぎたって反省してたし…。ね?」
……私が言い返さなければこんな事にならなかったんだ。私の、ただの意地と悪癖でこんな事になってるんだ……。
「ごめ…んな、さい……」
フワッと紅茶の香りがした。私は、要君に抱きしめられてる。温かくて、優しくて。風真君と要君は、全然仲は悪くない。喧嘩する程仲が良い……。この言葉がピッタリの二人。
「まだ、泣いてても大丈夫だよ……」
要君は、私の背中を優しくポンポンっと叩く。大丈夫、大丈夫。って……。
「ふぅう………うぅぅ………」
「………俺…人の事言えない……」
私の頭を優しく撫でながら要君が何かを言った。
「ふぇ……?何……?」
「ちょっと……ね…」
「そっ、か…」
要君って本当に紅茶の良い香りがする。ちょっと、落ち着く……。
「じゃあ、そろそろ戻って風真と仲直りしてこようか?」
「……私…変な事言わないかな?大丈夫かな?」
「大丈夫。優花なら出来るよ」
「ありが…とう。要君」
エヘヘって笑うと要君も笑ってくれた。
「うん」
ペシペシっと自分の頬を叩く。
「………よし!気合い入った」
「頑張って」
私の背中を要君がトントンっと叩く。
「………よし!行こう……」
でも、ごめんって言って嫌だって言われたらどうしよ……。
「…………?」
「ぅう……。どぉ…しよぉ……。ゥワーン…」
「えっ?ぇえ?優花…?」
「嫌って、……言われ…たらどぉ…しよぉ」
「大丈夫だって……。えぇっと……」
要君が私の頬にキスをした。私が、固まってると……。
「上手くいく……おまじない……です」
カァァっと段々顔が熱くなってくる。ビックリしすぎて、思考がついてこない……。
「あっ……ありがと…うござ、います」
要君、顔赤いし……。
「じゃ……あ…行こう」
要君は手を差し出してきた。
「…………?」
「手…繋いだ方が、安心すると思うし…」
「あっ…。そういう事か。失礼します…」
私がソロッと手を伸ばすと、要君から手を繋いできた。
「えっと。行こう…か」
「うん……」
パタパタっと早足で生徒会室に行く。私は、深呼吸して生徒会室に入る。
一番最初に目が合ったのは、風真君。
「えっと…」
「「ごめん」なさい」
見事に、私と風真君の声が重なった。