7人のメガネ男子にごちゅーい!
「………は?マジかよ…。…あ…そう言えば、雪斗から聞いたけど優花、生徒会委員になったの?」
「うん…。実は…」
愛美に昨日あった事を包み隠さず全部話した。
「そう。でも、優花は飲み込み早いから大丈夫だよ。心配しなくて大丈夫」
「なんか、反応薄いよ…」
「だって、私何となくそうなるって予想ついてたし?」
「そうですか…」
「早く教室行こ?優花、愛美」
雪斗の声で私達は、階段をあがり自分達の教室に戻った。
因みに、私達3人のクラスはバラバラ。
私は三組。愛美は四組。雪斗は二組。
「中山さん。おはよう」
クラスメートの女の子に、挨拶され挨拶を返した。
「おはよう」
自分の席につき一息。
「はぁ……」
「………あれ?……中山優花」
急に名前を呼ばれ、呼ばれた方へ視線を向けると。
「………え?藍…君?だっけ?」
私って藍君と同じクラスだったんだ。……てか、同い年だったの?!
「へぇ…。同い年だったんだ。僕達。しかも、同じクラスって…」
「アハハ……」
全然気付かなかった……。
「って事は、生徒会委員はやっぱり皆二年生か…」
「え?皆二年生だったの…?」
「……うん…。そうだよ」
「み…見えない…。藍君も、私より上かと思ってた」
「……藍で良いよ。同い年なんだから。僕は、まぁ、雪斗と一緒にいるって時点で中山優花は同い年って何となく気づいてたケド」
無表情淡々と話していく藍く……藍……。
「あの…フルネームヤメて下さい。私の事も優花で良いんで」
「そう。まぁ、名前なんて、どうでも良いけど。後、もう優花のデータは殆ど揃った。昨日の時点で調べた。……でも、データに無いことがいくつか。質問していい?」
「あっ、どうぞ」
「優花が中学生の時のクラスは?全部言って」
「一年生の時が、一組で。二、三年生の時が五組です」
「ありがとう。後、優花が小学生の時に苦手だった食べ物は?」
「今もですけど、ピーマンとブロッコリーです」
「ぷっ……。子供みたい……」
「………すいません」
藍君……じゃなくて、藍って笑った顔も可愛い。ていうか、くだらなすぎる……。こんな事もデータに入るんだ……。
「謝る事は無いよ。後、一つ」
「はい、どうぞ」
「優花の家族構成は?色んなデータが、出てくるんだ。兄、弟、父、母。とか、妹双子、父、母。とかさ。やっぱり本人に聞いた方が確実だし。で?家族構成は?」
あー……。そっち来ちゃったか……。
「……私、1人です。両親は死にました…」
「ぇ…………」
私はぎこちない空気が嫌いだ。だから、両親の事はあまり言わないようにしてた……。
「兄弟もいません。私、1人です」
「……そう。ごめん。失礼な事言って。あんまり、上手い事は言えないけど。……泣かないで?大丈夫だから……」
え?泣いてないのに……。目元を触る。ポタポタッと自分の机に水滴が落ちた。
そっか…。無意識のうちに泣いてたんだ…。私は…。
「すいま…せん……」
早く泣き止まないと、と思えば思う程涙は出てくる訳で……。
「まず、裏庭行こうか。あまり、人に見られたくないでしょ?泣き顔は…」
「ごめ…んなさ…い……。ありがとう…ございます」
涙で藍の顔がぼやけてる……。上手く笑えない。
「じゃあ、行くよ。優花」
私を椅子から立たせ手を握り締めて藍が歩いた。私は転ばないように必死に下を見ながら藍について行った。
「うん…。実は…」
愛美に昨日あった事を包み隠さず全部話した。
「そう。でも、優花は飲み込み早いから大丈夫だよ。心配しなくて大丈夫」
「なんか、反応薄いよ…」
「だって、私何となくそうなるって予想ついてたし?」
「そうですか…」
「早く教室行こ?優花、愛美」
雪斗の声で私達は、階段をあがり自分達の教室に戻った。
因みに、私達3人のクラスはバラバラ。
私は三組。愛美は四組。雪斗は二組。
「中山さん。おはよう」
クラスメートの女の子に、挨拶され挨拶を返した。
「おはよう」
自分の席につき一息。
「はぁ……」
「………あれ?……中山優花」
急に名前を呼ばれ、呼ばれた方へ視線を向けると。
「………え?藍…君?だっけ?」
私って藍君と同じクラスだったんだ。……てか、同い年だったの?!
「へぇ…。同い年だったんだ。僕達。しかも、同じクラスって…」
「アハハ……」
全然気付かなかった……。
「って事は、生徒会委員はやっぱり皆二年生か…」
「え?皆二年生だったの…?」
「……うん…。そうだよ」
「み…見えない…。藍君も、私より上かと思ってた」
「……藍で良いよ。同い年なんだから。僕は、まぁ、雪斗と一緒にいるって時点で中山優花は同い年って何となく気づいてたケド」
無表情淡々と話していく藍く……藍……。
「あの…フルネームヤメて下さい。私の事も優花で良いんで」
「そう。まぁ、名前なんて、どうでも良いけど。後、もう優花のデータは殆ど揃った。昨日の時点で調べた。……でも、データに無いことがいくつか。質問していい?」
「あっ、どうぞ」
「優花が中学生の時のクラスは?全部言って」
「一年生の時が、一組で。二、三年生の時が五組です」
「ありがとう。後、優花が小学生の時に苦手だった食べ物は?」
「今もですけど、ピーマンとブロッコリーです」
「ぷっ……。子供みたい……」
「………すいません」
藍君……じゃなくて、藍って笑った顔も可愛い。ていうか、くだらなすぎる……。こんな事もデータに入るんだ……。
「謝る事は無いよ。後、一つ」
「はい、どうぞ」
「優花の家族構成は?色んなデータが、出てくるんだ。兄、弟、父、母。とか、妹双子、父、母。とかさ。やっぱり本人に聞いた方が確実だし。で?家族構成は?」
あー……。そっち来ちゃったか……。
「……私、1人です。両親は死にました…」
「ぇ…………」
私はぎこちない空気が嫌いだ。だから、両親の事はあまり言わないようにしてた……。
「兄弟もいません。私、1人です」
「……そう。ごめん。失礼な事言って。あんまり、上手い事は言えないけど。……泣かないで?大丈夫だから……」
え?泣いてないのに……。目元を触る。ポタポタッと自分の机に水滴が落ちた。
そっか…。無意識のうちに泣いてたんだ…。私は…。
「すいま…せん……」
早く泣き止まないと、と思えば思う程涙は出てくる訳で……。
「まず、裏庭行こうか。あまり、人に見られたくないでしょ?泣き顔は…」
「ごめ…んなさ…い……。ありがとう…ございます」
涙で藍の顔がぼやけてる……。上手く笑えない。
「じゃあ、行くよ。優花」
私を椅子から立たせ手を握り締めて藍が歩いた。私は転ばないように必死に下を見ながら藍について行った。