7人のメガネ男子にごちゅーい!
「ぅっ……うわぁぁぁぁ!!!」

雪斗が僕の隣で凄い叫ぶ。

「きゃぁぁぁぁ!!!」

優花が僕の後ろで叫ぶ。二人は、似た者同士だな…。さすが、幼なじみ。ちょっと、羨ましい……。

結構、ジェットコースターは長くて雪斗は叫び過ぎて声がちょっとの間、あまり出てなかった。

「ご……ごわがっだ……」
雪斗が、半泣き状態でジェットコースターから降りれなくなってた。優花と同じようにね…。

「優花、大丈夫?」

要が、優花を軽々しく持ち上げて降ろしてあげてた。

「ぅん……。……怖かった……」

要が優花の頭を撫でる。てか、要……。優花の腰から手離してよ!!確かに、優花は腰が抜けて立てないかも知れないけどさ。腰は無いでしょ……!!

「ちょっと、要ー。優花ちゃんから離れてよー」

直樹が要に怒鳴って、優花から離そうとする。離れたけど、優花は、バランスを崩して倒れる。

「きゃぁ……」

優花は、後ろに倒れて風真に倒れかかる。

「ぁっぶねぇ……。おい、大丈夫か?優花?」

風真は、優花の体をちゃんとキャッチして優花を心配する。

……風真の事が好きな女の子は多分、風真のたまにの優しさに惚れたんだと思う。だって風真が優しい時は、本当に優しいんだもん。

「ぅん…大丈夫。……ありがとう。風真君」

「ぁあ。おい、直樹。優花に謝れよ」

「ごめんね?優花ちゃん…」

直樹が優花の手を握りしめながら謝る。コレには、風真が本当にキレたみたいで直樹の事を本気で頭を殴る。

「誰が、手を握って謝れって言った!普通に謝れって」

「いてぇー。本気で殴る事無いじゃーん。暴力反対ー!!」

「女好き反対ー」

ぶっ………。風真……。面白い……。

「ひでぇー。俺、女好きじゃない!ただ、女の子が俺に近づいて来るだけでー!」

「直樹うるせぇ。ちょっと、一回死のうか」

風真が凄い酷い事を言った。蓮が地味に笑ってた。

「うわーん。優花ちゃーん。風真がイジメるー」

直樹が優花に抱きつこうとしたら、雪斗が片手で止める。………ヤバ。雪斗のメガネが外れてる……。

「おいぃ…。直樹ぃ……。お前、優花に触るのは一億万年はぇんだよ……」

うわ、長っ!!絶対に、何回も生まれ変わっても触ったらダメじゃん。

「……皆!雪斗のメガネ探せ!」

風真が皆にメガネを探すように声を掛ける。

「あぁぁ。優花は、探さなくて大丈夫」

パンツ見えるし……。皆、メガネを探せなくなる。

「えっ?何で?」

「雪斗の相手してろ」

会長ーーー!!!!何言ってんの!!??

「ちょっ、会長ダ…」

メガネあった。雪斗の座ってた所だ。

「メガネあった!誰か、雪斗を押さえて!」

僕は、雪斗のメガネを手に取り雪斗の近くに行く。風真と、蓮が雪斗を押さえつけてた。僕は、ゆっくりメガネを付ける。
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