7人のメガネ男子にごちゅーい!
「……あぁぁ。ごめんなさい。……僕、メガネ固定しないと……。直樹も、ごめん……」
「別に大丈…」
「雪斗は間違ってねぇから。皆が思ってる事だからな」
直樹が雪斗を許そうとしたら、風真が間違って無いと言った。まぁ、確かに皆が思ってる事だね…。
「ちょっと!それ、酷い!皆がそう思ってるって何で決めつけるんだよ!違うよね?皆?」
「「「……………」」」
皆が直樹の視線を無視する。誰も、違うと言おうとしない。あの、雪斗でさえ……。まぁ、言ったのが雪斗だから、否定しないのは、何となく分かる…。
「ちょっと…皆ぁぁぁ……」
「ほら、お前は、皆からそういう目で見られてたんだよ。女好き」
「もう、本当に酷いよ…。皆…。雪斗まで…」
「ごっ……ごめん」
「謝らないでよ…。俺が惨めになるだけだから……」
何か、本当に直樹って可哀想…。女の子にモテるのに、男の子にはサッパリ…。
「皆!見て見て、四つ葉のクローバ見つけた」
優花が場違いの雰囲気で僕達に見せてくる。
「本当だ。優花、凄いね?」
僕が優花の小さな手の上にチョンッと乗っかっている四つ葉のクローバを見る。
「願い事は?」
雪斗が、優花に聞く。
「ん?えっとね、私の周りの人が幸せになりますように。っと、愛美の夢が叶いますようにって」
「うーん。二つは、神様が叶えてくれるか分からないな。でも、優花ちゃんの周りの人は皆幸せだよ。だから、海乃さんの夢が叶いますようにって言ってあげれば良いんじゃないのかな?」
「本当に、私の周りの人は幸せ?雪斗は?雪斗は幸せなの?」
「僕は、充分幸せだよ。優花が居れば幸せ」
「そっか。雪斗は幸せか。愛美も幸せだと良いな…。愛美の夢が叶いますように…」
優花は、自分の事より他人の幸せを願った。…ハハッ。僕は、最高に良い人を好きになったな。
「願い事が叶うと良いね。優花…」
僕が、優花の頭をポンポンっと撫でる。
「うん!」
ニッコリと、可愛い笑顔を残して優花は微笑む…。
「じゃあ、次は何乗る?」
蓮が仕切る。皆は、次々と言っていく。最終的に、遊園地の全ての乗り物に乗る事に決まった。
「じゃあ、次はお化け屋敷ー!!!」
半分位の乗り物に乗った位の時に、直樹が言った。
「「嫌だ。絶対に嫌」」
優花と雪斗の声が重なる。相当嫌何だろう。
「良いから。まず、お化け屋敷の前だけでも行くぞ」
風真が優花と雪斗の服を引っ張る。引きずられ方が同じ。どんだけ、仲良いんだよ……。…胸がズキズキする……。
雪斗みたいに、優花と行動が全て同じにしたい。本当に……嫉妬しちゃう位……。てか、嫉妬してるんだけどさ……。
「………これのお化け屋敷二人一組だって」
「「えぇぇ……」」
「って、事で。クジで決めようと思いまーす!」
直樹が、鞄からクジを出してくる。意外に本格的なクジ箱だった。
「最初に引きたい人ー?」
「……………」
「じゃあ、俺からで」
直樹がクジを一枚引く。
「………何だった?」
僕は、直樹に聞く。直樹は、チッチッっと、人差し指を左右に振る。
「皆が引いた時に、一人ずつ言ってもらいまーす!」
「…じゃ、……じゃあ、次は僕……」
雪斗が指を振るわしながらクジ箱から一枚の紙を引く。
「じゃあ、次俺」
風真が引く。要も、一枚引いて、会長も引く。
「じゃあ、次優花ちゃんか藍引きなよ。俺は、余ったので良いよ。俺、クジ運悪いから」
「じゃあ、次優花で良いよ」
僕が、優花の背中をチョンッと押す。優花は、苦笑いしながら手を振るわして紙を引く。
「別に大丈…」
「雪斗は間違ってねぇから。皆が思ってる事だからな」
直樹が雪斗を許そうとしたら、風真が間違って無いと言った。まぁ、確かに皆が思ってる事だね…。
「ちょっと!それ、酷い!皆がそう思ってるって何で決めつけるんだよ!違うよね?皆?」
「「「……………」」」
皆が直樹の視線を無視する。誰も、違うと言おうとしない。あの、雪斗でさえ……。まぁ、言ったのが雪斗だから、否定しないのは、何となく分かる…。
「ちょっと…皆ぁぁぁ……」
「ほら、お前は、皆からそういう目で見られてたんだよ。女好き」
「もう、本当に酷いよ…。皆…。雪斗まで…」
「ごっ……ごめん」
「謝らないでよ…。俺が惨めになるだけだから……」
何か、本当に直樹って可哀想…。女の子にモテるのに、男の子にはサッパリ…。
「皆!見て見て、四つ葉のクローバ見つけた」
優花が場違いの雰囲気で僕達に見せてくる。
「本当だ。優花、凄いね?」
僕が優花の小さな手の上にチョンッと乗っかっている四つ葉のクローバを見る。
「願い事は?」
雪斗が、優花に聞く。
「ん?えっとね、私の周りの人が幸せになりますように。っと、愛美の夢が叶いますようにって」
「うーん。二つは、神様が叶えてくれるか分からないな。でも、優花ちゃんの周りの人は皆幸せだよ。だから、海乃さんの夢が叶いますようにって言ってあげれば良いんじゃないのかな?」
「本当に、私の周りの人は幸せ?雪斗は?雪斗は幸せなの?」
「僕は、充分幸せだよ。優花が居れば幸せ」
「そっか。雪斗は幸せか。愛美も幸せだと良いな…。愛美の夢が叶いますように…」
優花は、自分の事より他人の幸せを願った。…ハハッ。僕は、最高に良い人を好きになったな。
「願い事が叶うと良いね。優花…」
僕が、優花の頭をポンポンっと撫でる。
「うん!」
ニッコリと、可愛い笑顔を残して優花は微笑む…。
「じゃあ、次は何乗る?」
蓮が仕切る。皆は、次々と言っていく。最終的に、遊園地の全ての乗り物に乗る事に決まった。
「じゃあ、次はお化け屋敷ー!!!」
半分位の乗り物に乗った位の時に、直樹が言った。
「「嫌だ。絶対に嫌」」
優花と雪斗の声が重なる。相当嫌何だろう。
「良いから。まず、お化け屋敷の前だけでも行くぞ」
風真が優花と雪斗の服を引っ張る。引きずられ方が同じ。どんだけ、仲良いんだよ……。…胸がズキズキする……。
雪斗みたいに、優花と行動が全て同じにしたい。本当に……嫉妬しちゃう位……。てか、嫉妬してるんだけどさ……。
「………これのお化け屋敷二人一組だって」
「「えぇぇ……」」
「って、事で。クジで決めようと思いまーす!」
直樹が、鞄からクジを出してくる。意外に本格的なクジ箱だった。
「最初に引きたい人ー?」
「……………」
「じゃあ、俺からで」
直樹がクジを一枚引く。
「………何だった?」
僕は、直樹に聞く。直樹は、チッチッっと、人差し指を左右に振る。
「皆が引いた時に、一人ずつ言ってもらいまーす!」
「…じゃ、……じゃあ、次は僕……」
雪斗が指を振るわしながらクジ箱から一枚の紙を引く。
「じゃあ、次俺」
風真が引く。要も、一枚引いて、会長も引く。
「じゃあ、次優花ちゃんか藍引きなよ。俺は、余ったので良いよ。俺、クジ運悪いから」
「じゃあ、次優花で良いよ」
僕が、優花の背中をチョンッと押す。優花は、苦笑いしながら手を振るわして紙を引く。