7人のメガネ男子にごちゅーい!
「蓮は男らしい顔だし、イケメンだからそんな人事みたいに言えるんだよ。僕みたいに、女の子みたいな顔で生まれてきたら分かるよ。この、悲しさが…」
本当に…。男らしい顔で生まれたかったな…。
「俺は、イケメンじゃないよ。藍の方がイケメンだよ。ほら、ぶーぶー言ってないで髪の毛乾かしな?」
「………うん」
ブォォっと、意外に強い温風がきて一瞬ビックリする。温かいな…。
ぁち……。同じ所に当てすぎた……。前らへんは、出来たし後ろの方を乾かそっと。
でも……後ろ髪が一番面倒何だよな…。見えないから当てずらい……。
「……………か?」
「……何?雪斗…」
「髪の毛乾かすの手伝ってあげようか?って。大変そうだから」
「……ありがとう。じゃあ、後ろ髪乾かして?」
「うん。分かった!」
ニコッと雪斗が笑う。良いな…。雪斗は、身長高いし、性格良いし。それに顔も良いし…。羨ましい…。身長だけでも、分けてもらいたい…。
「……………」
ルンルンっと雪斗が僕の髪の毛を乾かす。
優花は、何で雪斗の事を好きにならないのかな?雪斗は、完璧なのに…。
僕が、優花の立場だったら、とっくの昔にもう雪斗を好きになってるのに……。優しいし。格好いいし。男としてのレベルが全部揃ってる。
「藍。乾かし終わったよ」
「ありがとう」
「いえいえ~」
「………雪斗はさ」
「何?」
「何でそんなに、他人に優しく出来るの?」
「僕?……僕は優しく無いよ。人が困ってたら助けるのが当たり前だから」
……何で、そんなに他人を思いやる事が出来るんだよ……。
「……………」
「それに、藍の方が優しいじゃん。僕が、仕事で困ってる時は一緒に手伝ってくれるし。優花が、困ってる時にも助けてあげてるし。直樹が、藍のコップを割っちゃった時だって怒らなかったじゃん」
「そんな小さい事は優しいって言わないんじゃない?」
「全然小さく無いよ。凄い、僕は助かってるよ。たまに、ちょっと怖いケド…」
アハハっと、雪斗が上を見ながら笑う。
「……………」
「藍?」
「雪斗は、本当にバカだ」
本当にバカだよ。人の小さい事でも、褒められるのって…。心から、バカな位純粋な人じゃないと出来ないよ…。
「酷いな…。そんな、ハッキリ言わなくても…」
「良い意味の、バカって事だよ」
「バカって言葉に、良い意味なんてあるの?」
「……あるよ」
「そうかなー?でも、藍は嘘つかないから。あるんだね!」
「……そうだね」
「あー。俺も髪の毛乾かそっと」
ゾロゾロっと生徒会委員が椅子に座っていく。
「じゃあ、僕は先に出て優花を待ってるね」
「分かったよ」
蓮が、僕の方を見てニコッと笑う。
僕は、蓮が振り向くのを待ってから着替える所から出る。
「ぅわ…。涼しい…」
確か、待ち合わせの所にベンチが有ったような…。そこに座って待ってるか…。
「………ぁれ?…優花?」
もう、温泉からあがってたのか。…逆に僕達が遅かったのか…。優花、ベンチで寝ちゃってるし…。
「スースー………」
気持ちよさそうに寝るな。優花って…。
グラッと優花の頭が横に倒れそうになる。僕は、優花の隣に座って優花の頭を肩で支える。
「……可愛い…」
ツンツンっと優花の頬を突っつく。柔らかいし…。可愛い…。
てか、優花爆睡してるし……。優花が起きるまで、ずっと寝顔見てよっと。
はぁ……。優花の浴衣姿可愛いな……。長い髪の毛を、ピンで止めて。もう、半端ない……。可愛い過ぎるんですけど…。
「寝顔可愛いな…」
「んっ…………」
「……優花?」
優花が、ゆっくりと目を開ける。優花は、眠い目を両手で擦る。……小さい子供みたいで、あどけない姿…。
「あっ…。藍、おはよう……。ぁれ?皆わぁ?」
「髪の毛乾かしてるよ」
「そっか…」
「遅くてごめんね?寒かったでしょ?」
「ぅぅん。大丈夫……」
本当に…。男らしい顔で生まれたかったな…。
「俺は、イケメンじゃないよ。藍の方がイケメンだよ。ほら、ぶーぶー言ってないで髪の毛乾かしな?」
「………うん」
ブォォっと、意外に強い温風がきて一瞬ビックリする。温かいな…。
ぁち……。同じ所に当てすぎた……。前らへんは、出来たし後ろの方を乾かそっと。
でも……後ろ髪が一番面倒何だよな…。見えないから当てずらい……。
「……………か?」
「……何?雪斗…」
「髪の毛乾かすの手伝ってあげようか?って。大変そうだから」
「……ありがとう。じゃあ、後ろ髪乾かして?」
「うん。分かった!」
ニコッと雪斗が笑う。良いな…。雪斗は、身長高いし、性格良いし。それに顔も良いし…。羨ましい…。身長だけでも、分けてもらいたい…。
「……………」
ルンルンっと雪斗が僕の髪の毛を乾かす。
優花は、何で雪斗の事を好きにならないのかな?雪斗は、完璧なのに…。
僕が、優花の立場だったら、とっくの昔にもう雪斗を好きになってるのに……。優しいし。格好いいし。男としてのレベルが全部揃ってる。
「藍。乾かし終わったよ」
「ありがとう」
「いえいえ~」
「………雪斗はさ」
「何?」
「何でそんなに、他人に優しく出来るの?」
「僕?……僕は優しく無いよ。人が困ってたら助けるのが当たり前だから」
……何で、そんなに他人を思いやる事が出来るんだよ……。
「……………」
「それに、藍の方が優しいじゃん。僕が、仕事で困ってる時は一緒に手伝ってくれるし。優花が、困ってる時にも助けてあげてるし。直樹が、藍のコップを割っちゃった時だって怒らなかったじゃん」
「そんな小さい事は優しいって言わないんじゃない?」
「全然小さく無いよ。凄い、僕は助かってるよ。たまに、ちょっと怖いケド…」
アハハっと、雪斗が上を見ながら笑う。
「……………」
「藍?」
「雪斗は、本当にバカだ」
本当にバカだよ。人の小さい事でも、褒められるのって…。心から、バカな位純粋な人じゃないと出来ないよ…。
「酷いな…。そんな、ハッキリ言わなくても…」
「良い意味の、バカって事だよ」
「バカって言葉に、良い意味なんてあるの?」
「……あるよ」
「そうかなー?でも、藍は嘘つかないから。あるんだね!」
「……そうだね」
「あー。俺も髪の毛乾かそっと」
ゾロゾロっと生徒会委員が椅子に座っていく。
「じゃあ、僕は先に出て優花を待ってるね」
「分かったよ」
蓮が、僕の方を見てニコッと笑う。
僕は、蓮が振り向くのを待ってから着替える所から出る。
「ぅわ…。涼しい…」
確か、待ち合わせの所にベンチが有ったような…。そこに座って待ってるか…。
「………ぁれ?…優花?」
もう、温泉からあがってたのか。…逆に僕達が遅かったのか…。優花、ベンチで寝ちゃってるし…。
「スースー………」
気持ちよさそうに寝るな。優花って…。
グラッと優花の頭が横に倒れそうになる。僕は、優花の隣に座って優花の頭を肩で支える。
「……可愛い…」
ツンツンっと優花の頬を突っつく。柔らかいし…。可愛い…。
てか、優花爆睡してるし……。優花が起きるまで、ずっと寝顔見てよっと。
はぁ……。優花の浴衣姿可愛いな……。長い髪の毛を、ピンで止めて。もう、半端ない……。可愛い過ぎるんですけど…。
「寝顔可愛いな…」
「んっ…………」
「……優花?」
優花が、ゆっくりと目を開ける。優花は、眠い目を両手で擦る。……小さい子供みたいで、あどけない姿…。
「あっ…。藍、おはよう……。ぁれ?皆わぁ?」
「髪の毛乾かしてるよ」
「そっか…」
「遅くてごめんね?寒かったでしょ?」
「ぅぅん。大丈夫……」