7人のメガネ男子にごちゅーい!
「眠いなら、まだ寝てても良いよ?」
「大丈夫。藍がいるから起きてる…」
「そっか」
「うん…。藍は、なんのシャンプー使ったの?」
「分かんない。適当に使ったよ」
ハハッと僕が笑うと優花が、私もって言って笑った。
「種類が沢山有りすぎて私、困ったよ」
「わざわざ、男湯を覗く位だったもんね」
「覗いてないー!!」
優花が、頬を膨らませて僕の胸をポカポカっと叩く。
「アハハ…。ちょっと、優花ヤメてよ」
僕は優花の両手を掴む。優花は、僕から両手を取ろうとするけど、僕は一応男。優花のか弱い力では、叶わない。
「離してぇ……」
「………いーや」
「藍の意地悪…」
「ふっ………」
「何で笑うのさ…」
優花の上目遣いは、僕の心を動かす。幸せ過ぎて笑みがこぼれた。
「ちょっとね」
「おーい。君達は、手を握りあって何をしてるの?」
蓮が、仁王立ちをして僕達を見下ろす。浴衣から、少し見える肌は蓮の色っぽさが目立つ。
「藍が、私に意地悪してくるんです…」
うぅ…。っと、優花が僕から両手を取ろうとする。僕は、何も感じない。優花は、やっぱり女の子だから力が弱い。
「藍、離してあげな?」
「……はーい」
パッと優花の両手を離す。僕の手は、熱を少し持ってた。……手まで、優花を意識してる。
「もう少しで、皆来るよ。……多分」
「多分?」
優花が、蓮の言葉に反応する。
「それがさ、また喧嘩みたいなのを始めたんだよ。浴衣を着たのに、直樹が雪斗のを脱がせるし。雪斗は直樹に仕返しとして浴衣に、水をかけだすし…。その水が、風真に少し掛かるし。……はぁ……。会長も、面白がって一緒に水の掛け合いしだすし……」
「要は?」
「会長の水を凄い被って、会長に説教中…」
「……要君、会長に説教って……」
「会長が、要に正座をさせられてたよ」
蓮は、それにツボったのか凄い笑い出す。
「凄い、怒っているんだろうな。要君……」
「本当だよ。……会長は子供すぎるんだ」
髪の毛が、少し濡れて浴衣がベチョベチョの要が、会長の首元を引っ張りながら歩いて来る。
「わぁ……。要君、凄い濡れてる……。大丈夫?」
「……大丈夫…じゃ無いかも…」
「そりゃあ、そうだろうね…。ビチョビチョだもん。……要、会長の首が絞まりそうだから離してあげたら?」
「この人は、目を離したら危険だからね。人間用の首輪でも、あれば良いのに」
「俺は、犬じゃ無いぞ!!」
「会長は、犬以下だ…」
「それは、酷いぞ!要!俺のプライドがズタズタだ!」
「……会長。うるさい」
要、本当に怒ってるし。まぁ、僕も水が掛かった場合は、要みたいに怒るけどね…。
「……本当に、直樹最低!」
「雪斗だって水掛けてきたじゃん!」
「うるせぇよ。女好きが雪斗の浴衣を脱がさなければ済んだ話だよ」
男湯から、残りの三人が出てくる。雪斗以外、浴衣が少しだけ濡れていた。
「………要が一番の被害者だけどね」
蓮が、苦笑いしながら要を見る。
「本当だよ…。浴衣に代わりがあると良いけど……。この後、ご飯食べて肝試しして…。怖い話大会をして……。今日は、一番大変な日なのに…」
意外に、要も肝試しや怖い話大会を楽しみにしてたんだ……。
「ね……ねぇ。肝試しって二人一組?」
「違うよ。それは、夏休みの時だよ。優花ちゃん、肝試しの時に前に行く?」
「いっ……嫌です。真ん中らへんが良いです…」
優花が、皆に聞くと…。蓮が、優花に意地悪を言う。
「ハハッ。女の子を前に行かせないよ。遊園地を一周するだけでも暗くて危険だからね。前には、直樹に行かせるよ」
「おっ…俺!?何で急に?!」
直樹が、自分を指さす。
「何だ?怖いのか?」
「……こっ、怖くない。ちょっと、暗闇が苦手ってだけで」
「じゃあ、雪斗行く?」
「無理無理無理無理!!!絶対に無理!!!お化け屋敷でさえ怖いんだから!!」
「じゃあ、会長?」
「おぉ、良いぞ!!……で、何がだ?」
会長…。ちゃんと話聞いてよ…。
「肝試しの時の一番前の人」
「別に良いぞ!」
「じゃあ、会長って事で。決まりね」
「大丈夫。藍がいるから起きてる…」
「そっか」
「うん…。藍は、なんのシャンプー使ったの?」
「分かんない。適当に使ったよ」
ハハッと僕が笑うと優花が、私もって言って笑った。
「種類が沢山有りすぎて私、困ったよ」
「わざわざ、男湯を覗く位だったもんね」
「覗いてないー!!」
優花が、頬を膨らませて僕の胸をポカポカっと叩く。
「アハハ…。ちょっと、優花ヤメてよ」
僕は優花の両手を掴む。優花は、僕から両手を取ろうとするけど、僕は一応男。優花のか弱い力では、叶わない。
「離してぇ……」
「………いーや」
「藍の意地悪…」
「ふっ………」
「何で笑うのさ…」
優花の上目遣いは、僕の心を動かす。幸せ過ぎて笑みがこぼれた。
「ちょっとね」
「おーい。君達は、手を握りあって何をしてるの?」
蓮が、仁王立ちをして僕達を見下ろす。浴衣から、少し見える肌は蓮の色っぽさが目立つ。
「藍が、私に意地悪してくるんです…」
うぅ…。っと、優花が僕から両手を取ろうとする。僕は、何も感じない。優花は、やっぱり女の子だから力が弱い。
「藍、離してあげな?」
「……はーい」
パッと優花の両手を離す。僕の手は、熱を少し持ってた。……手まで、優花を意識してる。
「もう少しで、皆来るよ。……多分」
「多分?」
優花が、蓮の言葉に反応する。
「それがさ、また喧嘩みたいなのを始めたんだよ。浴衣を着たのに、直樹が雪斗のを脱がせるし。雪斗は直樹に仕返しとして浴衣に、水をかけだすし…。その水が、風真に少し掛かるし。……はぁ……。会長も、面白がって一緒に水の掛け合いしだすし……」
「要は?」
「会長の水を凄い被って、会長に説教中…」
「……要君、会長に説教って……」
「会長が、要に正座をさせられてたよ」
蓮は、それにツボったのか凄い笑い出す。
「凄い、怒っているんだろうな。要君……」
「本当だよ。……会長は子供すぎるんだ」
髪の毛が、少し濡れて浴衣がベチョベチョの要が、会長の首元を引っ張りながら歩いて来る。
「わぁ……。要君、凄い濡れてる……。大丈夫?」
「……大丈夫…じゃ無いかも…」
「そりゃあ、そうだろうね…。ビチョビチョだもん。……要、会長の首が絞まりそうだから離してあげたら?」
「この人は、目を離したら危険だからね。人間用の首輪でも、あれば良いのに」
「俺は、犬じゃ無いぞ!!」
「会長は、犬以下だ…」
「それは、酷いぞ!要!俺のプライドがズタズタだ!」
「……会長。うるさい」
要、本当に怒ってるし。まぁ、僕も水が掛かった場合は、要みたいに怒るけどね…。
「……本当に、直樹最低!」
「雪斗だって水掛けてきたじゃん!」
「うるせぇよ。女好きが雪斗の浴衣を脱がさなければ済んだ話だよ」
男湯から、残りの三人が出てくる。雪斗以外、浴衣が少しだけ濡れていた。
「………要が一番の被害者だけどね」
蓮が、苦笑いしながら要を見る。
「本当だよ…。浴衣に代わりがあると良いけど……。この後、ご飯食べて肝試しして…。怖い話大会をして……。今日は、一番大変な日なのに…」
意外に、要も肝試しや怖い話大会を楽しみにしてたんだ……。
「ね……ねぇ。肝試しって二人一組?」
「違うよ。それは、夏休みの時だよ。優花ちゃん、肝試しの時に前に行く?」
「いっ……嫌です。真ん中らへんが良いです…」
優花が、皆に聞くと…。蓮が、優花に意地悪を言う。
「ハハッ。女の子を前に行かせないよ。遊園地を一周するだけでも暗くて危険だからね。前には、直樹に行かせるよ」
「おっ…俺!?何で急に?!」
直樹が、自分を指さす。
「何だ?怖いのか?」
「……こっ、怖くない。ちょっと、暗闇が苦手ってだけで」
「じゃあ、雪斗行く?」
「無理無理無理無理!!!絶対に無理!!!お化け屋敷でさえ怖いんだから!!」
「じゃあ、会長?」
「おぉ、良いぞ!!……で、何がだ?」
会長…。ちゃんと話聞いてよ…。
「肝試しの時の一番前の人」
「別に良いぞ!」
「じゃあ、会長って事で。決まりね」