7人のメガネ男子にごちゅーい!
「それでは、お楽しみ下さい」
観覧車の担当をしている、女の人が、観覧車の扉を閉める。
「観覧車って、高いね!直樹君!」
私が、少し高い所まで観覧車が上がった時、興奮気味に直樹君に話し掛ける。
「そっ、そうだね……。かっ、会長どこかな……」
「あっ、そうだった。会長探さないとね…」
私は、会長とはぐれた所を上から見て会長を探す。
「いないね。会長…。優花ちゃん、どこ見てるの?」
「ん?会長とはぐれた所だよ?もしかしたら、そこの近くにいるかも、しれないから」
ほら、そこっと言って私は指差す。
「…………」
「確か、あそこだったよね?会長とはぐれた所って」
「うん。自動販売機もあるしね…」
「うん、うん。あっ、近くにトイレもあったんだね?」
「………あっ。もしかして、会長トイレに行ったんじゃない?」
確かに……。会長の事だろうから、トイレ位すぐ終わると思って皆に言わなかったのかも、しれない…。
「確かにそうだね……」
「あっ…!!ねぇ、ねぇ。優花ちゃん、あれ、会長ぽくない?」
「どこどこ?!」
私は、直樹君の隣に言って直樹君が指差す方を見る。……綿飴持ってるし……。でも、8人分の綿飴を会長ぽい人が持ってた。……皆の分を買ってた?!…あの、会長が?
「綿飴沢山持ってるね…」
「そうだね……。皆の分かな?」
「……そうかっ……」
直樹君が、急に私の方に向き変える。…私と直樹君の鼻がぶつかりそうな位に顔が近付いた…。
「ぅわわわぁぁあ………!!!」
直樹君は、顔を真っ赤にして私から離れる。観覧車は、結構横に揺れた。
……そんなに嫌だったのかな……?ちょっと、ショック……。
「なっ、直樹君……?」
「ごっ、ごごごごごめん!!わわわわざと、じゃないから!!本当にごめん……」
直樹君は、下に座って顔を両手で隠した。観覧車の、揺れが収まった。
「大丈夫だよ?…会長探そう?」
「うっ、うん……。……でっ、も。見つけたみたいな感じだよね……」
「直樹君、何で顔隠してるの?……泣いてるの?」
私は、直樹君の背中を撫でる。
「ぜっ、全然泣いてない…。本当に泣いていないから……。おっ、俺に…触らないでぇ……」
「あっ……。ごっ、ごめんね……」
私は、直樹君の背中から手を離す。
「だっ……大丈夫……」
「会長見つけれて良か……ったね?」
「そっ、だね……。会長って特定は出来ないけどね……」
「それに、まだ頂上でも無いしね……」
「本当だ……。後、2、3分位必要だよね」
「うん……。どうしよ……。このまま会長を見失ったら……」
「大丈夫だよ。多分、蓮が見つけて会長に電話掛けてるよ。観覧車に来いってね……。ほら、会長ぽい人携帯だした……」
「本当だ……。直樹君凄いね……。皆の事、ちゃんと見てるんだね……」
「……意外だったでしょ?」
「ううん。…直樹君は優しいから。…皆に、酷い事言われてるのに、怒らないで許して…。風真君なんか、絶対に怒ってるよ。女好きって言ったら絶対に」
ふふっと、私がおどけて笑う。でも、何故か2人の空気は、少し重かった。
「…………」
直樹君は、私の頬を両手で包み込んで近付いてくる。
「なっ、直樹君……?」
私が、直樹君の行動に、ビックリしてると、下から凄い音が聞こえた。爆音?みたいな……。私達2人は、チラッと下を見る。
そこには、藍が怖い顔で、自分の乗っている観覧車をバンバン殴りながら直樹君の事を睨んでた。
観覧車の担当をしている、女の人が、観覧車の扉を閉める。
「観覧車って、高いね!直樹君!」
私が、少し高い所まで観覧車が上がった時、興奮気味に直樹君に話し掛ける。
「そっ、そうだね……。かっ、会長どこかな……」
「あっ、そうだった。会長探さないとね…」
私は、会長とはぐれた所を上から見て会長を探す。
「いないね。会長…。優花ちゃん、どこ見てるの?」
「ん?会長とはぐれた所だよ?もしかしたら、そこの近くにいるかも、しれないから」
ほら、そこっと言って私は指差す。
「…………」
「確か、あそこだったよね?会長とはぐれた所って」
「うん。自動販売機もあるしね…」
「うん、うん。あっ、近くにトイレもあったんだね?」
「………あっ。もしかして、会長トイレに行ったんじゃない?」
確かに……。会長の事だろうから、トイレ位すぐ終わると思って皆に言わなかったのかも、しれない…。
「確かにそうだね……」
「あっ…!!ねぇ、ねぇ。優花ちゃん、あれ、会長ぽくない?」
「どこどこ?!」
私は、直樹君の隣に言って直樹君が指差す方を見る。……綿飴持ってるし……。でも、8人分の綿飴を会長ぽい人が持ってた。……皆の分を買ってた?!…あの、会長が?
「綿飴沢山持ってるね…」
「そうだね……。皆の分かな?」
「……そうかっ……」
直樹君が、急に私の方に向き変える。…私と直樹君の鼻がぶつかりそうな位に顔が近付いた…。
「ぅわわわぁぁあ………!!!」
直樹君は、顔を真っ赤にして私から離れる。観覧車は、結構横に揺れた。
……そんなに嫌だったのかな……?ちょっと、ショック……。
「なっ、直樹君……?」
「ごっ、ごごごごごめん!!わわわわざと、じゃないから!!本当にごめん……」
直樹君は、下に座って顔を両手で隠した。観覧車の、揺れが収まった。
「大丈夫だよ?…会長探そう?」
「うっ、うん……。……でっ、も。見つけたみたいな感じだよね……」
「直樹君、何で顔隠してるの?……泣いてるの?」
私は、直樹君の背中を撫でる。
「ぜっ、全然泣いてない…。本当に泣いていないから……。おっ、俺に…触らないでぇ……」
「あっ……。ごっ、ごめんね……」
私は、直樹君の背中から手を離す。
「だっ……大丈夫……」
「会長見つけれて良か……ったね?」
「そっ、だね……。会長って特定は出来ないけどね……」
「それに、まだ頂上でも無いしね……」
「本当だ……。後、2、3分位必要だよね」
「うん……。どうしよ……。このまま会長を見失ったら……」
「大丈夫だよ。多分、蓮が見つけて会長に電話掛けてるよ。観覧車に来いってね……。ほら、会長ぽい人携帯だした……」
「本当だ……。直樹君凄いね……。皆の事、ちゃんと見てるんだね……」
「……意外だったでしょ?」
「ううん。…直樹君は優しいから。…皆に、酷い事言われてるのに、怒らないで許して…。風真君なんか、絶対に怒ってるよ。女好きって言ったら絶対に」
ふふっと、私がおどけて笑う。でも、何故か2人の空気は、少し重かった。
「…………」
直樹君は、私の頬を両手で包み込んで近付いてくる。
「なっ、直樹君……?」
私が、直樹君の行動に、ビックリしてると、下から凄い音が聞こえた。爆音?みたいな……。私達2人は、チラッと下を見る。
そこには、藍が怖い顔で、自分の乗っている観覧車をバンバン殴りながら直樹君の事を睨んでた。