7人のメガネ男子にごちゅーい!
誘拐された…
「おい、どうすんだよ……。中山優花、起きねぇぞ?……お前、もしかして、殺しちゃった?」
誰……の声……?ていうか、目隠しされていて、目の前が真っ暗……。椅子に座って縄らしき物で私の体は固定されてる……。
「だっ、大丈夫ですよ……。多分……」
……さっきの男の子の声だ……。
「……………」
あっ、口に何もされてなかった……。……ガムテープとか、されてるかと思ってた。
「どーすんだよ……」
「ぁっ……。あの……」
私は、ゆっくりと口を動かして声を出した。
「ぅわっ!ビビった……。いつから、起きてたんだよ……。お前……」
私の方が、ビビるよ……。……多分、あれは、スタンガンかな……?……結構痛かったな……。
「今、何時ですか?ていうか、早く目隠しだけでも良いので取って下さい……」
「……はっ?」
「はっ?」
あっ、喧嘩売っちゃいそうになった……。
「…………。おい、龍太、中山優花の目隠し取ってやれ……」
「はい……」
私の視界は、明るくなった。私は、周りを把握するために、目をパチパチとまばたきをした。
ぐぉ……。凄い眩しい……。私の目が慣れると、見えたのは。
知らない男の子2、3人と、スタンガンを私に当てたであろう、男の子がいて。
私が、いる空間はお世辞にも綺麗とは言えないけど、広い所だった……。
「………いつ、帰してくれるんですか?お腹空いたんですけど……。餓死したら、訴えますからね……」
私の言葉の次に、私のお腹がグゥゥと鳴る。
「「…………………」」
少しの間、私達は無言になる。
「噂通り、変な女だな。中山優花…」
私の目の前に、どこかで見たことのある小さい男の子がきた。
「ちっちゃ……。あっ、ヤバッ……」
私は、さすがにヤバいと思って視線を逸らした。
「……………」
どっ、どうしよ……。本音が出ちゃったよ……。うわぁ……凄い怒ってる……?
「すいませんでした……、早く帰して下さい……」
「お前…今の自分の状況分かってる?」
小さい男の子が、私の顎を持ち上げて睨みつける。
「どうでも、良いので……」
愛美は、絶対に助けてくれるし……。
「ふーん……」
「逆に、アナタ達の方が、自分達の状況分かってる?……私に、手出したから愛美……。キレるよ……?」
私が鼻で笑うと、小さい男の子は、私から離れると大きなソファに腰をおろした。
「知ってる……。でも、こうするしか無かったんだよ……。俺は、アイツと手組んで、全国一位を狙いたいんだよ……。分かるか?お前にこの意味が」
「まぁ、アナタ達が卑怯って事は……」
私がボソッと呟くと、背の高い人が近寄ってきて。
「本当に生意気だな……。中山優花って……」
凄い背の高い人は私の事を見下ろす。
「気安く名前呼ばないで下さい……。ていうか、私が買った買い物類はどこですか?」
視線を動かす限り、私が買ったであろう買い物袋がなくて。
カレー作ろうって思ってたのに……。
「あ、そこにあります」
私にスタンガンを当てたであろう、男の子が、指差した。……ソファにポツンと置かれてた。
「ありがとう。……卵……割れてる……」
はぁ……。オムライス作れないじゃん……。
「…最悪………」
私は少し頭が痛くなり、長くて深い溜息を吐いた。
「……ごめんなさい……」
「別に良いです……」
「……………」
それに、今思い出したけど、ソファに座ってる小さい男の子、月光組の総長だよね…?
この前、屋上で見たんだった……。
「どうせ、そこの小さい総長様に頼まれたんだから仕方ないけどさ……。…本当に迷惑。お腹空いた。カレー作って食べたい……。作らせて。勿論、私の分ダケだけど……」
私は縄を解こうと、身体を左右に動かす。
ん……?誰が、ケチって?……卵割られた代償なんです!
「……コイツ、馬鹿なの?アホなの?ちょっと…俺、鳥肌たって止まらないんだけど……。コイツ、馬鹿過ぎて……」
背の高い人は、私の発言に半分呆れていた。
「アンタ達の方が、馬鹿ですよ……」
もう、嫌だ。帰りたい……。
私が、凄いブルーな気持ちになってると、私の向かいのドアが開く。
……そこには、可愛い男の子がいた。
「おにーたん!おにゃか、すいたのー」
背の高い男の子に、抱き付く。……鼻血でそう。半端なく可愛い……。
「可愛い……」
「当たり前だ!俺の弟なんだからな!」
「ふーん……。可哀相……。弟君が……」
「おねーたん、だれぇ?なんで、しばられてゆのー?」
「あのね。この、お兄さん達に襲われたの」
ギロッと、数人の男共を睨む。
「かわいそー!…ぼくが、いま、たつけるね!」
「ありがとう」
私は、男の子に笑顔でお礼を言う。男の子は、私の縄を解こうとしたけど、結構強く縛ってるようで、ビクともしない……。
誰……の声……?ていうか、目隠しされていて、目の前が真っ暗……。椅子に座って縄らしき物で私の体は固定されてる……。
「だっ、大丈夫ですよ……。多分……」
……さっきの男の子の声だ……。
「……………」
あっ、口に何もされてなかった……。……ガムテープとか、されてるかと思ってた。
「どーすんだよ……」
「ぁっ……。あの……」
私は、ゆっくりと口を動かして声を出した。
「ぅわっ!ビビった……。いつから、起きてたんだよ……。お前……」
私の方が、ビビるよ……。……多分、あれは、スタンガンかな……?……結構痛かったな……。
「今、何時ですか?ていうか、早く目隠しだけでも良いので取って下さい……」
「……はっ?」
「はっ?」
あっ、喧嘩売っちゃいそうになった……。
「…………。おい、龍太、中山優花の目隠し取ってやれ……」
「はい……」
私の視界は、明るくなった。私は、周りを把握するために、目をパチパチとまばたきをした。
ぐぉ……。凄い眩しい……。私の目が慣れると、見えたのは。
知らない男の子2、3人と、スタンガンを私に当てたであろう、男の子がいて。
私が、いる空間はお世辞にも綺麗とは言えないけど、広い所だった……。
「………いつ、帰してくれるんですか?お腹空いたんですけど……。餓死したら、訴えますからね……」
私の言葉の次に、私のお腹がグゥゥと鳴る。
「「…………………」」
少しの間、私達は無言になる。
「噂通り、変な女だな。中山優花…」
私の目の前に、どこかで見たことのある小さい男の子がきた。
「ちっちゃ……。あっ、ヤバッ……」
私は、さすがにヤバいと思って視線を逸らした。
「……………」
どっ、どうしよ……。本音が出ちゃったよ……。うわぁ……凄い怒ってる……?
「すいませんでした……、早く帰して下さい……」
「お前…今の自分の状況分かってる?」
小さい男の子が、私の顎を持ち上げて睨みつける。
「どうでも、良いので……」
愛美は、絶対に助けてくれるし……。
「ふーん……」
「逆に、アナタ達の方が、自分達の状況分かってる?……私に、手出したから愛美……。キレるよ……?」
私が鼻で笑うと、小さい男の子は、私から離れると大きなソファに腰をおろした。
「知ってる……。でも、こうするしか無かったんだよ……。俺は、アイツと手組んで、全国一位を狙いたいんだよ……。分かるか?お前にこの意味が」
「まぁ、アナタ達が卑怯って事は……」
私がボソッと呟くと、背の高い人が近寄ってきて。
「本当に生意気だな……。中山優花って……」
凄い背の高い人は私の事を見下ろす。
「気安く名前呼ばないで下さい……。ていうか、私が買った買い物類はどこですか?」
視線を動かす限り、私が買ったであろう買い物袋がなくて。
カレー作ろうって思ってたのに……。
「あ、そこにあります」
私にスタンガンを当てたであろう、男の子が、指差した。……ソファにポツンと置かれてた。
「ありがとう。……卵……割れてる……」
はぁ……。オムライス作れないじゃん……。
「…最悪………」
私は少し頭が痛くなり、長くて深い溜息を吐いた。
「……ごめんなさい……」
「別に良いです……」
「……………」
それに、今思い出したけど、ソファに座ってる小さい男の子、月光組の総長だよね…?
この前、屋上で見たんだった……。
「どうせ、そこの小さい総長様に頼まれたんだから仕方ないけどさ……。…本当に迷惑。お腹空いた。カレー作って食べたい……。作らせて。勿論、私の分ダケだけど……」
私は縄を解こうと、身体を左右に動かす。
ん……?誰が、ケチって?……卵割られた代償なんです!
「……コイツ、馬鹿なの?アホなの?ちょっと…俺、鳥肌たって止まらないんだけど……。コイツ、馬鹿過ぎて……」
背の高い人は、私の発言に半分呆れていた。
「アンタ達の方が、馬鹿ですよ……」
もう、嫌だ。帰りたい……。
私が、凄いブルーな気持ちになってると、私の向かいのドアが開く。
……そこには、可愛い男の子がいた。
「おにーたん!おにゃか、すいたのー」
背の高い男の子に、抱き付く。……鼻血でそう。半端なく可愛い……。
「可愛い……」
「当たり前だ!俺の弟なんだからな!」
「ふーん……。可哀相……。弟君が……」
「おねーたん、だれぇ?なんで、しばられてゆのー?」
「あのね。この、お兄さん達に襲われたの」
ギロッと、数人の男共を睨む。
「かわいそー!…ぼくが、いま、たつけるね!」
「ありがとう」
私は、男の子に笑顔でお礼を言う。男の子は、私の縄を解こうとしたけど、結構強く縛ってるようで、ビクともしない……。