委員長とイケメンぼっち
そして、委員長宅

「はぁーすごい濡れちゃったねぇ〜」

「お、おじゃまします!」

「いいよ〜そんな緊張しなくても。私んち親が共働きで夜遅くじゃないと帰ってこないんだ」

「へぇ、大変だね」

てか、さっきからシャツが透けてブラが見えてるんですけど!

気付いてないのかな?

水色っと…

「とりあえず、お風呂入って!風引いちゃうよ」

「委員長こそ、俺は大丈夫だから先入っていいよ」

「いや、恵斗君から」

「委員長から」

………


「一緒に…入る?」

「先入ってきます」

委員長なかなか大胆!

「服は私が乾かしといてあげるよ」

「ありがとうございます。あ、でも、パンツとかは?」

「……頑張る///」

「すいません」

ガララ

ここが委員長宅のお風呂…

いつもここで委員長は…

いかん、やらしい考えをやめなければ!

「恵斗君ってやっぱり男の子だね」

脱衣所で俺の服をドライヤーで乾かしてる委員長がつぶやいた

「なっなにを急に!」

「だって私濡れてブラ透けてたのに注意しないで見てたじゃん」

「ブッ!」

「バレバレだよw」

何気ない会話

でも、俺にとっちゃ言葉にできないくらいの奇跡

こんな会話した事がない

高校入ってからおかんと先生くらいしか話さなかったけど

ついに俺にも友達ができた

ありがとう、委員長

感謝してる

委員長…

「本当にありがとう!」

ガララ

「キャアア!」

「あっ!」


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