委員長とイケメンぼっち
「しまった!つい勢いで!」

「わかったからとりあえずしまって!」

ガララ

顔を真っ赤にして俺はまた風呂場に戻る

「まったく、恵斗君たら!」

「ゴメンナサイ…」

カポーん

「はぁ、お風呂を貸していただきありがとうございます、じゃあ俺はこれで失礼します」

「まって、」

「ん?」

「行かないで、今日親帰ってこなくて…
寂しいの」

「ほぅ」

「だから今日泊まってくれる?」

それは思いがけない一言だった

だって今まで友達がいなかった俺が急に話しかけられたり、一緒に帰ったり、お風呂かしてもらったり、しかも泊まるなんて…

しかも異性

これは俺少し調子に乗りすぎじゃないか

ここはやっぱり断っといた方が

「お願い…」

「よろこんで」

あぁ、もうどーにでもなれ!

明日は休みだ!

「本当に!?ありがとう!」

こうして俺は委員長の家に泊まるのでありました

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