愛と情熱の狭間で
【愛と情熱の狭間で】

彼の声が好きだ。


衣服から仄かに香る煙草の匂いが落ち着く。


袖口から伸びる白くて綺麗な指先に胸が高鳴る。


彼氏にはない刺激を求めて、今日もまた嘘を吐く。

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