~時代を超えた恋~
「あのっ大丈夫ですか?」

んん……

起き上がるとそこには

茶色の長い髪をポニーテールにした

美形の男がいた。

「大丈夫ですか?」

「え……あ、はい。」

「……お家どこですか?送ります」

「大丈夫です。自分で帰ります」

誰も私に構わないで…

「それでも……」

「結構です、私に構わないで下さい」

そう言ってもう一度男を見る……と。

「え?」
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