~時代を超えた恋~
紗綾side

「ん…」

朝起きると頭がガンガンした。

「そっか、昨日原田にお酒飲まされて……」

そこから先が思い出せん!!

まぁ、たいした事はしてないだろう

ガラッと襖があく

沖田さんだ…

そして私を見た瞬間に顔を赤くする

え?

「あの…沖田さん?」

「や…なんでもないです…」

「ならよかったです。」

「ただ…」

「ただ?」

ただ何だろう?

「もう昨日みたいに甘えてくれないんですね」

そう言うと悪戯っ子のようにクスリと

笑った

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