~時代を超えた恋~
「ぐわぁぁぁぁ!」

近づくたびに大きくなる声。

一体何をしているんだろう。

トントン

「土方さん、入ります」

いくら経っても返事がなかったために

私達は中へと入った。

すると今気付いたのか土方さんが

こちらを向く。

その姿は疲れはてていて、目には

クマができている。

その時私は、土方さん自身もやりたくて

やっているわけではなく、

自分を犠牲にしてやっていること

を悟った。

「総司?!っ!紗綾も!!何しにきた!」

「さぁやさんがやりたいって言うもんで」

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