~時代を超えた恋~
総司side
「私っ………好きなんです」
土方さんの部屋の前を通った時、
聞こえてしまった言葉。
その声はまぎれもなく紗綾さんの声…
僕はその場に居たくなくてつい、
その場から逃げてしまった。
あの時、土方さんのとこ行ってくるって
言ったのは、この事を伝える為
だったんですね……
分かってたんです。紗綾さんが僕なんか
を好きになるはずがないって。
でもどこかで自惚れちゃってたんですね
愛しくてしょうがない君の心は、
もう、誰かのもの。
僕は、それを見守るだけ。
そう、君の幸せだけを考えよう。
いつか君への思いを忘れる事のできる
その日までーーーーーーー………
「私っ………好きなんです」
土方さんの部屋の前を通った時、
聞こえてしまった言葉。
その声はまぎれもなく紗綾さんの声…
僕はその場に居たくなくてつい、
その場から逃げてしまった。
あの時、土方さんのとこ行ってくるって
言ったのは、この事を伝える為
だったんですね……
分かってたんです。紗綾さんが僕なんか
を好きになるはずがないって。
でもどこかで自惚れちゃってたんですね
愛しくてしょうがない君の心は、
もう、誰かのもの。
僕は、それを見守るだけ。
そう、君の幸せだけを考えよう。
いつか君への思いを忘れる事のできる
その日までーーーーーーー………