~時代を超えた恋~
紗綾side

「伝える」

「伝えない」

「伝える」

「伝えない」


「伝える……か。」

「……花占いなんてあてにならないしねっ!」

………………

「どうしよう…」

伝えるか伝えないかでまだ迷っている私

だから、タンポポの花でやってたんだけ

ど…それでも決まらない~!!

「あ………」

後ろから愛しいあの人の声が聞こえた。

「沖田さんっ?!」

そういいながら振り向くと、…

「さぁやさん…」

やっぱり沖田さんがいた。

「どうしましたか?元気ないですけど…」

「いえ、何でもないですよ…」

「そうですか……あの、暇ですか?」

「暇ですけど……?」

「じゃあ、少しお話ししませんか?」

「いいですよ……」

やった!!

これで少しは……ね。
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