~時代を超えた恋~

勘違いからの両思い

「沖田さんは…好きな人いるんですか?」

いるのかな?…いないといいんだけど…

「えっ!」

明らかに動揺している沖田さん。

「いるん…ですね…」

ってなにかなしそうにしてるのー私!

これじゃバレバレじゃんかっ!

「じゃあ、どんな人なんですか?」

こへでタイプが分かるかもっ!

すると沖田さんは一瞬悲しそうな顔をし

て言った。

「とても…素敵な人ですよ。優しくて、可愛らしくて…そして、とても強くて、
弱い……大好きな人です…」

その言葉を聞いた瞬間、私じゃない事

だけは分かった。

「でっ…でも、沖田さんなら、その人も…「いえ、駄目なんです。その人はすでに僕じゃない人を思っていますから…」」

それ以上は聞けなかった…

だって、沖田さんが今にも泣き出しそう

な顔を…していたから…

「じゃあ、僕はこれで…」

沖田さんはそう言ってどこかへ行って

しまった。



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