~時代を超えた恋~
とんしょ?トンショ?貪食?……

「屯所ぉー?」

「はいっ♪」

「なんでですか?」

「彼方が私の名前を知っていたからです」

「それだけで?」

「間者の恐れがあるからです」

「あぁ、納得」

「…拒否しないんですか?」

「別にいい」

そう言った彼女の目は黒く闇に落ちてい

た。
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